過去ログ - ほむら「そしてまた……叛逆の物語」
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17: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:11:22.62 ID:xeJGG1ho0
杏子「……おう二人とも!
っかし、こんな天気の良い朝だってのにあんたは相変わらずぶっきらぼうなんだな。
唐突に見たら幽霊みたいで怖かったぜ!」
ほむら「……ふん」
18: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:12:17.75 ID:xeJGG1ho0
さやか「こら」
杏子「痛っ」
こっそりと胸をなで下ろす杏子の頭を、さやかが軽く小突いた。
19: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:13:11.24 ID:xeJGG1ho0
杏子(……まどか)
鹿目まどか。
本来の彼女は、絶望の未来しか待っていない、
20: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:14:23.96 ID:xeJGG1ho0
杏子「…………」
杏子はまどかの背中を見つめつつ、
21: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:15:19.39 ID:xeJGG1ho0
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その日の昼。
チャイムが鳴り、昼休みになった途端にさやかは立ち上がると、ほむらの元へと歩いていった。
22: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:16:34.13 ID:xeJGG1ho0
──暁美ほむらは、クラス内どころか学校中で浮いている。
いや。
基本的に無口であり、美人であり、他の誰にも持ち得ない近寄りがたい雰囲気を漂わせているので、
23: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:18:04.11 ID:xeJGG1ho0
ほむら「……構わないけれど」
言って、彼女は左手で髪をかき上げる。
24: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:19:08.92 ID:xeJGG1ho0
さやか「悪いね、杏子、まどか、ちょっとだけこいつ持ってくわ!」
さやかは、先ほどまでの空気など感じさせないいつもの様子で、近くのまどかと杏子に言った。
まどか「うんっ」
25: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:20:47.71 ID:xeJGG1ho0
まどか「杏子ちゃん、行こっか?」
まどかからの誘い。
いつもは、さやかとほむらを含め、
26: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:22:11.28 ID:xeJGG1ho0
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マミ「…………」
杏子のテレパシーを受けたマミは、さやかとほむらが対峙する様子を、校外の高層マンションの屋上から見ていた。
27: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:23:12.03 ID:xeJGG1ho0
──マミはともかく、これまでにも杏子は、さやかがあのような行動を取るのを目にした記憶があった。
ただし、彼女のその行動の真意は知らなかったが……
マミも含め、今は違う。
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