過去ログ - 元お嬢様「安価とコンマで大勝負」アフロ「クインテット!」(5スレ目です)
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101: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2014/10/18(土) 19:52:13.69 ID:LSHyytYA0
ソピア「…………うーん」

ソピア「あれ……? みなさん?」

ソピア「クルトさん、起きて下さい! トールくん、ミルズさんも!」

ソピア「うそ……? 観客席まで……?」

フュネッサ「無駄ですわよ」

ソピア「……フュネッサさん。あなたがやったんですか」

フュネッサ「いいえ。わたくしにここまでの力はございませんわ。あれです」

天を指さすフュネッサに従い首を持ち上げると……


マリン「ソフィー! モンスターよー!」

ソピア「うひゃああ! ……マリン、おかえり。どこに行ってたの?」

マリン「たぶん封印されてたわー」

ソピア「なるほど。マリンが自由に使えたら競技で不正できるもんね。……ってことは精霊術師さんも……」

フュネッサ「うふふ、魔導師の方々も眠りに落ちました」

マリン「ソフィー! そこのはどうでもいいわー! 上にいるあれ、モンスターなのにヒレアよー? どうなってるのー?」

ソピア「そっか……暴走しちゃったんだ……」


ソピア「フュネッサさん、あなたは一体何をしたのか分かってるんですか?」

フュネッサ「もちろんですわ。ずっと計画していたことですもの。……わたくしとしては、どうして貴女が知っている風なのか気になりますが……」

ソピア「どうしてこんなことを……」

フュネッサ「わたくしの積年の夢。国は亡び、民衆は嘆き、闇の眷属が蠢く退廃的な世界。それを現実の物にしたかったのです」

ソピア「あなたの趣味でこんな……! ばかげてます!」

フュネッサ「黒魔術師とは多かれ少なかれそういうものですわ。力があれば何をしても良い。それが邪教会……」

ソピア「……私は邪教の館を高く評価しすぎていたんですね」

フュネッサ「わたくしはこれからヒレアちゃまだったものを使ってウベローゼン一帯を眠らせに参りますが……」

フュネッサ「うふ、どうしますか? わたくしの邪魔をします?」

ソピア「……」

フュネッサ「放心状態ですか。……それでは、また会うことも無いでしょう。ごきげんよう」


フュネッサが去った後、ソピアはしばらく薄暗い競技場に立ち尽くしていた。

ソピア「どうしよう……」


1.フュネッサを追いかけよう
2.他に起きている人がいないか探そう
3.とりあえず魔人さんを呼ぼう

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