過去ログ - 元お嬢様「安価とコンマで大勝負」アフロ「クインテット!」(5スレ目です)
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975: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2015/05/05(火) 14:47:07.03 ID:hgfI7GAd0
ヒレア「お姉ちゃん、どこに向かってるの?」

ソピア「いいからいいから」

ヒレア「……はっ、ここは!」

看板『喫茶:ネクタール こちら→』

ソピア「どことなくアンブリーな雰囲気を感じるよね」

ヒレア「いやぁぁぁー!」


町の一角で異様な存在感を放つ、その店が喫茶:ネクタールに違いないと、2人は一目見て理解した。

その建物の形を例えるならば、未知の内臓。

建物のあちこちのくぼみには淡く発光する謎の液体が溜まっており、それは淵から滴になり垂れ落ちる。

扉の纏う雰囲気は、店に入るというよりも、店に飲み込まれるという表現が似合う。

ヒレア「私一人じゃ止められなかった……」

ソピア「うん。中々お洒落な外観だね」

ヒレア「どこが!? どう見てもアンブロシアのお仲間!」

ソピア「姉妹店かな? では早速……」

ヒレア「待って! とりあえずこの手を離して!」

ソピア「離さないよ?」

ヒレア「私たち、さっきまで軽食食べていたじゃない! また今度にしようよ!」

ソピア「アンブリーな食べ物は別腹、アンブラーの常識だよ」

ヒレア「私、ちょっと散歩してくるわ!」ブンッ

ソピア「逃げた……」

ソピアは人目をはばからず飛行するヒレアを止める手段を持たなかった。

ソピア「まあ、いっか……。私だけ食べていこう」


モスボラ市上空。

ヒレア「いつまでも逃げてちゃダメよね……いつかアンブラーとしてのソピアと向かい合わなくちゃいけない」

ヒレア「……どこかで暇をつぶしましょう」


1.鉄鋼業区
2.紡績区
3.フルフィリア鉄道駅
4.モスボラ山

↓ ヒレアの行き先


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