過去ログ - 元お嬢様「安価とコンマで大勝負」アフロ「クインテット!」(5スレ目です)
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985: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2015/05/06(水) 15:55:24.20 ID:0VjzXN/N0
ソピア「ごちそうさまでした」

店主「デザートはいかがでっすか?」

ソピア「そうですね……うーん」

客1「ねー、あれ。山の頂上明るくない?」

客2「やあねぇ、噴火かしら?」

客3「モスボラ山は火山じゃないぜい」

ソピア「これにしよう。すいません、ラフクリェラ……ラフクリェヤリャクリームください」

店主「かみましたね?」

ソピア「うっ」

店主「かみましたね?」


ヒレア(このままじゃ……この人たち、私のせいで死んじゃう)

ヒレア(お願いします……! 今だけでいいので、私に救う力をください……!)

不思議なことが起きた。

天から白い光の柱が降り、ヒレアを包み込んだのだ。

女性「な、何……!?」

光の中から、ヒレアのシルエットが男女に向かって腕を振る。

男性「うぅ……」

女性「タカシっ! 怪我は……治ってる!」

男性「……天使だ、俺を迎えに来たのか?」

女性「えっ?」

ヒレアの背中からは、一対の、ほのかに光る純白の羽根が生えていた。

その服も色が反転し、黒よりも白の部分が増えている。

ヒレア「……炎を消して、元通りに……」

全身から光の粒子が放出され、モスボラ山の頂上部がすっぽりと包まれる。

炎は鎮火され、木々は再生し、そしてモンスターも復活した。

ヒレア「夜の力は、静けさの力……もう暴れないでね」

男性「モンスターが大人しく帰ってく……」

女性「ごめんね、ひどい事言って。ホントにありがとう! ……あれ?」

光が薄まると、ヒレアの姿はどこにもなかった。


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