過去ログ - 元お嬢様「安価とコンマで大勝負」アフロ「クインテット!」(5スレ目です)
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995: ◆k9ih1s9J/w[sage saga]
2015/05/17(日) 13:13:07.55 ID:zW/Ii3fh0
ソピア(見慣れないダンディなおじさまに見送られながら宿屋を出た。マリンもいないしどうなってるの……?)

ソピア(魔法街に来たけどほとんど男性しかいないなんて珍しいな。……あれ、あの男の子、こっち見てる……?)

「……美しい」

ソピア「は、はい?」

「君は、なんて美しいんだろう」

ソピア「あ、ありがとうございます……?」

ソピア(育ちは良さそうな装いだけど……貴族じゃないよね)

「君に出会えて僕はなんて幸運なんだろう。魔法街に来て本当によかった」

ソピア「あのー、もう行きますよ?」

「ま、待ってください! ぜひ僕と恋人に……いえ、友達から初めて下さい!」

ソピア「友達、なら別にいいですよ。私、月魔術師のソフィアといいます」

「ソフィアさん……可憐な名だ。良ければ午後からお食事に行きませんか、もちろん僕が支払います」

ソピア「……はい。別に予定はないので構いませんよ」

「本当ですか。約束ですよ。そうだ、指切りしましょう。……まだ、手を握るのは恥ずかしいから」

ソピア「ふふっ。はい。では指切りして約束しましたし、私はひとまず用事があるので……」

「……くっくっくっく」

「くはっ、はーはっはっはっは!!」

ソピア「ひぃ、何この人……!」

「まんまと騙されたな! 好青年のフリなんて簡単だったぜ!」

ソピア「騙された……? 私を騙したんですか?」

「おいソフィア! これでお前は俺様の支配下に置かれたのだ! 今日からは俺様の忠実な下僕として働いてもらうぞ」

ソピア「げ、下僕って……まさか」

「俺様はエリオ。エリオ様と呼べ。これは命令だ。俺様に逆らおうって言うんなら――」

ブォン

エリオ「――女だろうと容赦しねぇ」

ソピア(首すれすれの大鎌の刃を見ながら、私はようやくここがどういう世界なのかを理解した)


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