5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/14(火) 00:17:31.51 ID:Sc7juh7n0
>>4 ご指摘ありがとうございます。やろうと思って忘れてました。
「ちなつちゃん、もしかして体調悪いの?」
目の前にある、綺麗な顔が、怪訝な表情を浮かべた。心当たりがないのだろうか。
「だって、今日は私のこと拒まないし」
声のボリュームが尻すぼみしていくのがわかった。だって、自分でこんなこと言うなんて、悲しいよ。私はちなつちゃんが大好きなのに。
「もう、なんでそんな顔するんですか」
少し困ったように、ちなつちゃんは私の頬に左手を添えた。
「私にだって、そういう気分の時はあります。京子先輩が元気なかったら、こっちまで調子が狂っちゃいますよ」
ふわり。
そんな感触を、頭に覚えた。頭を撫でられているんだ。ちなつちゃんが、左手を私の頬に添えたまま、もう一方の手で頭を撫でてくれていた。それに気付いた途端、顔が熱くなるのを感じた。
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