過去ログ - 大石 泉「明日はPと一緒にケーキを買いに出掛ける日か...」
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1:</b> ◇JBqI9RdT/Q<b>[saga]
2014/10/14(火) 01:13:37.65 ID:U6OLcmXr0
▼前作・関連SS
ちひろ「最近のライラちゃん、少し元気が無いように見えませんか?」
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-泉の自室-

泉「ふふ、柄にもなくはしゃいじゃってる、私...」

泉「ただPと二人でケーキを買いに行くだけなのにね。でも...二人っきりか...デートって言っても差し支えないよね?」

泉「...約束は午後からだけど、準備を万全にするためにも早く寝ないとね。おやすみなさい...」

泉「...」

泉「......」

泉「.........」

泉「...駄目だ...目を閉じたら明日の事を想像して眠れない...私今凄いにやけた顔をしてるんだろうな...」

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2: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:14:50.16 ID:U6OLcmXr0
泉「どうしよう...とりあえずホットミルクを飲んでみようかな」

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以下略



3: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:16:56.20 ID:U6OLcmXr0
泉「色はネイビーで、私の衣装の色だからPも見慣れている色...そこは大丈夫。多分Pの隣に立つとPからはこう見えて...」

泉「そうだっ!帽子を被るんだから帽子を被って見てみないと。...髪形を変えてみた方が良いかな?でもいつもの髪形に近いと変装の意味がないよね」

泉「えっと、どうしよう...こんな時間じゃ誰かに相談するわけにもいかないし...」
以下略



4: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:18:08.51 ID:U6OLcmXr0
(同時刻)

ちひろ「私は今日の業務は終わりましたけど、プロデューサーさんはまだ残るんですか?」

モバP(以下P)「ええ、今日は徹夜で片付けられる業務は片付けておこうと思ってまして」
以下略



5: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:20:49.27 ID:U6OLcmXr0
ちひろ「そうして下さいね?それでは私はお先に失礼します」

P「お疲れ様でした」

P「......さてと、明日午後半休をとっても大丈夫なようにしないとな。明日は午後に泉と一緒にケーキを買いに行く約束をしているんだし」
以下略



6: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:22:24.90 ID:U6OLcmXr0
(翌日)

P「待ち合わせ場所はここで間違いないな。泉はまだ来ていないようだな」

P「泉の事だからもういると思っていたけど。まあ、待たせない方がこっちとしては気が楽か」
以下略



7: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:23:38.92 ID:U6OLcmXr0
泉「えっ...そうかな?そう見える?」

P「うん、わかるよ。調子が悪いのか?」

泉「調子は悪くないよ。ただ...」
以下略



8: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:24:57.76 ID:U6OLcmXr0
P「そうだったのか。体調を崩しているわけじゃなくて良かった」

泉「心配してくれてありがとう。...遠足前の小学生みたいで子供っぽいよね」

P「何を言ってるんだ。泉は子供だろ?確かに落ち着いていて、ニューウェーブでまとめ役をやってもらっているけど」
以下略



9: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:26:57.05 ID:U6OLcmXr0
P「どんと来い。泉が楽しみで眠れなかったって言うなら、今日を期待外れの日にしたくないしな」

泉「そっか...じゃあ今日はPに甘えるからね!じゃあ目的のお店にいこっか」ギュッ!

P「ははっ...いきなり腕組みか...」
以下略



10: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:28:14.43 ID:U6OLcmXr0
P(慣れてきている自分が怖い...)

泉「それに目的のケーキを買うためには必要なことだしね」

P「?必要なこと?なあ泉、気になってたんだがケーキを買いに行くのにどうして俺が必要なんだ?」
以下略



11: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:29:43.89 ID:U6OLcmXr0
-目的の店前-

泉「着いたよ。ここが目的のお店だよ」

P「おお、確かに賑わっている。...カップルが多いな。こういうお店だと休日はカップルで賑わうんだな」
以下略



12: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:30:40.26 ID:U6OLcmXr0
泉「彼氏役の男性が必要だったから、今日のPは私の彼氏役だよ」

P「ということは、今こうして並んでる俺たちは...」

泉「カップルだと思われてるんじゃないかな」
以下略



13: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:32:15.47 ID:U6OLcmXr0
P「確かに周りは他のカップルを気にしている様子はないな」

泉「それにもし正体が分かっても、事情を正直に説明したら大丈夫...かな?」

P「そこは自信を持って言ってほしかったな。...俺が必要な理由は分かったよ。でも腕を組むのは?」
以下略



14: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:33:14.08 ID:U6OLcmXr0
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---

泉「すみません。このカップル限定のケーキをいただけますか」
以下略



15: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:34:12.51 ID:U6OLcmXr0
店長「ではお席の方へ案内しますね」

P(えっ、席?案内?)

泉「はい、お願いします」
以下略



16: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:36:14.46 ID:U6OLcmXr0
泉「それはね、カップル限定ケーキは店内で食べる仕様になっているからだよ」

P「何その仕様!?」

泉「なんでも店長さんが幸せそうなカップルを眺めたいからなんだって」
以下略



17: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:38:16.44 ID:U6OLcmXr0
P「そうだな。...店長さん、女言葉でしゃべっているのが何となく気になるくらいか」

泉「それは...気にしないで上げてほしいな。店長さんの趣向はともかくケーキは美味しいから、きっとPも気に入ってくれるよ」

P「まあ...人それぞれだからな。そう言えばさっき飲み物の種類を聞かれたけど、泉一つしか頼んでなかったよな?」
以下略



18: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:39:39.43 ID:U6OLcmXr0
店員「お待たせしましたー。カップル限定ケーキとセットのドリンクとなります」

泉「...えっ?」

P「....あっ、どうも」
以下略



19: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:40:48.80 ID:U6OLcmXr0
P(泉もこれは知らなかったんだろうな。一つの飲み物に、ストローが二つ刺さってるものが来るなんて)

P(泉も固まってるし、さて...どうしたものかって、ええー!?)

P「泉?...何をしているんだ?」
以下略



20: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:41:45.72 ID:U6OLcmXr0
泉「Pも飲んで。他のカップルは普通に飲んでるけど、私達だけ飲んでなかったら偽装カップルだって疑われるから」

P「そうかもしれないけど...」

泉「店長さんも今私達のこと見ているし...ね?」
以下略



21: ◆JBqI9RdT/Q[saga]
2014/10/14(火) 01:44:21.01 ID:U6OLcmXr0
P(まさかこんなことになるとは...これは、恥ずかしい...泉も顔を真っ赤にしているな)

泉(間接キス...間接キスだよね、これ。今日はカップルみたいに一緒に過ごせたらなって思ってただけなのに)

泉(こんな...間接キスまでするなんて想定外で、自分の感情をコントロールできない...かも)
以下略



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