過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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140: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/10/20(月) 16:06:01.32 ID:lfy2AWsqO


――――――――――

ゲシッ


士郎「ぐはあッ!!」ガシャァン

ランサー「詰みだな。全く、機会をくれてやったのに、無駄な真似しやがって」

士郎「……っ、がはッ」ゴホ ゴホ

ランサー「しっかし、わからねぇなぁ。機転は利くのに魔術は空っきしときやがる。筋はいいが……もしや、お前が七人目だったとか? だとしても、これで終わりなんだがな」

士郎「……っ、ふざけるな……」

士郎「(助けてもらったんだ……助けてもらったからには、簡単には死ねない。俺は生きて、義務を果たさなければならないのに、死んでは義務が果たせない……! こんな所で、意味もなく……)」

士郎「――平気で人を殺す、お前みたいな奴に!!」


ランサーの槍が、士郎に迫る。

が、その矛先は、突如として訪れた衝撃によって軌道をずらされ、士郎の身体に届くことはなかった。




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