過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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344: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/11/09(日) 19:31:30.02 ID:IXGkddQaO

綺礼「……下がれ。そこの娘に用はない」

ライダー「……」サッ

凛「綺礼……これはどういうこと? あなた、そのサーヴァントのマスターなの?」

綺礼「……」

凛「答えて! 今の今まで、どこで何してたのよ?」

綺礼「……この男は、既に死んだ。肉体という器を捨ててな」

凛「何……言ってるの?」

綺礼「ここは用済みだ。行くぞ」

ライダー「……」コクリ

凛「ま、待ちなさい!」



男――言峰綺礼を追おうとする凛だったが、ライダーによって阻まれてしまう。

その間、綺礼は既に凛の視界から消えていた。



凛「ちッ、逃げられた……!」

ライダー「……」スタッ

凛「……一応聞いとくわ。あなた、あの男のサーヴァントなの?」

ライダー「…………桜を、頼みます」

凛「……え?」



それだけ言い残し、ライダーは消えた。

そして、さっきまで綺礼が立っていた廊下に、落ちている物を見つけた。



凛「これは……ディスク?」



凛が拾ったものは、一枚のMOディスク。

それに一体何が記録されているのか、気になった凛はそれをポケットにしまい、その場を立ち去った。



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