過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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484: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/11/23(日) 22:16:34.89 ID:DD+9OUJfO

凛「ちょっと待って……魔術協会と聖堂教会が壊滅って、どうしてよ?」

フィオナ「……実は、この国のみならず世界各地でも、未確認の兵器による襲撃があったとの情報が入ったのです」

士郎「な……なんだって!?」

ウィン・D「欧州で、複数体の超巨大兵器が出現したと聞いたが、恐らくこれはAFだ。魔術協会も聖堂教会も、既に消されているに違いない」

凛「そんな……」

ウィン・D「あれらの兵器に対抗できるのは、同じAFか、あるいはネクストだけだ。もっとも、その力を有するのはごく少数だがな」

士郎「……くそっ! もう戦争は、世界に広まってるってことかよ……」


状況は最悪だ。

聖杯戦争どころの話ではない、世界全土が戦場になろうとしている。

結局のところ、今の俺達にはこの冬木の街を守ることくらいしかできない。

その間にも、更に多くの命が、世界中のどこかで散っていくのだろう。

自分が助けられる命は、自分が助けようとした命に限られる。

それは、切嗣がよく俺に聞かせてくれたことだ。


士郎「……(聖杯に託す望み……か)」


今までは、聖杯戦争という殺し合いを終わらせるため、ただそれだけを考えて戦ってきた。

自分の望みとか、聖杯にも興味はなかったが、もし、俺が本当に聖杯を手にすることができたとしたら――。

その時俺は、一体何を望むだろうか。



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