過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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502: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/12/17(水) 13:25:54.38 ID:UL2nJZX7O

凛「え、衛宮君がアーチャー……!?」

士郎「その武器を見て確信が持てた。あれは、俺が投影を使う時に必ずと言っていいほど頭に浮かぶものなんだ」

テルミドール『フン……既に予兆はあったか』

士郎「おかげさまでな。お前がしつこく夢の中で語りかけてくるもんで、なんとなく察しはしていたが……まさか本当だったなんて」


アンサングを見上げ、睨めつける士郎。

目の前にそびえ立つネクストを操縦しているのは、未来の自分――。


テルミドール『そこで黙って見ているがいい。ホワイト・グリントを倒した後、すぐに貴様も消してやる』


テルミドールのアンサングが、猛加速をかけた。

一気にホワイト・グリントとの距離を詰める。


士郎「フィオナ、危ない!!」


ホワイト・グリントは、すんでのところでアンサングの斬撃を躱した。

しかし、テルミドールは止まることなく目標を追い詰めようとする。


テルミドール『アンジェや真改のようにはいかないが……!』


クイックブーストを駆使し、ホワイト・グリントに迫る。


フィオナ『速い……!』


機動力では完全にアンサングの方が勝っている。

近接戦闘では圧倒的にホワイト・グリントが不利になることはわかっているが、引き離そうとしても相手がそれを許さない。


テルミドール『遅い!』


レーザーブレードの切っ先が、ホワイト・グリントの手にしたライフルを焼き斬った。


フィオナ『しまった……!』


両肩に残された分裂ミサイルを、すかさず発射する。

しかし、アンサングはフレアを撒いて、ミサイルをことごとく打ち消してしまった。


テルミドール『もはや武装もそう残ってはいまい。ここで終いだ』



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