過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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520: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/12/31(水) 01:10:14.87 ID:sdEIeqhhO

士郎「……? 何の音だ……」


士郎の鼓膜に、ゴウン、ゴウン――と、何かの駆動音が響く。


『……ま…………だ、諦め……ないで……』


ノイズがかかった声が、聴覚だけでなく頭にまで訴えかける。


士郎「フィオナ? フィオナなのか!?」

『彼……は、まだ……戦える。だから…………あなたも……』


士郎の問いには答えず、声は続く。


『……最後まで、諦めないでください。自分の、正しいと思う道を進めと……彼は言っています。例え、未来が……どのような結末で、あろうとも……それを乗り越えられるはずです。あなたなら…………きっと……』

士郎「フィオナ……?」


士郎が、ホワイト・グリントに視線を向ける。

次の瞬間、幾つものカメラアイが、一斉に青い光を灯した。



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