過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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551: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2015/03/30(月) 12:10:02.71 ID:lX5fVMozO


――2日後


[衛宮邸/地下施設]




大河「準備完了か……気をつけろよ、士郎」

士郎「わかってるよ、藤ねぇ」

凛「衛宮君……」

士郎「遠坂……どうした?」

凛「……ううん、何でもないわ。桜を……頼むわ」

士郎「ああ。これ以上、あいつらの好きにはさせない。誰かを失うなんてこと、俺はもう、ごめんなんだ」



ネクスト、ホワイト・グリントからの電気信号を全神経接続した士郎は、全身の感覚に意識を委ねる。

あの日の帰還後、士郎はネクストの何たるかを、全て身体に叩き込んだ。

全ては、これから始まる長い戦いの為に。



士郎「……待っていてくれ、桜」



連れ去られた彼女――間桐桜を取り返すため、士郎はホワイト・グリントに乗り、荒野となった冬木の大地を駆ける。

そして、今日この日、士郎にとって最も辛い日が始まった。



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