過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:22:08.14 ID:/f946JpU0
炎が徐々に、俺の体を燃やしていく。

炎の中で、もがき苦しむ俺の耳に声が聞こえてきた。

その声は、俺の名前を呼んでいた。
以下略



128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:23:26.32 ID:/f946JpU0
一夏「ッハァッ!!………ハァッ……ハァッ…….ハァッ………」

息を整えながら辺りを見回した。

俺のいるここは、明かりを消した、俺に与えられた部屋のベッドの上だった。
以下略



129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:24:58.41 ID:/f946JpU0
遠くに飛んでいた布団を手繰り寄せ、潜り込むようにして寝ようとした。

けど、寝心地とかの問題じゃなくて、ただ眠れなくて何度も寝返りをうつ。

「どうした、何やら浮かぬ顔をしておるのう」
以下略



130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:26:26.32 ID:/f946JpU0
一夏『ありがとう………白騎士』

白騎士「礼には及ばん。この程度ならばな」

一夏『今の俺には………それだけで充分だよ』
以下略



131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:28:06.27 ID:/f946JpU0
一夏『………白騎士、今は大丈夫なのか?』

白騎士「無論、お前に心配されるまでもない」

一夏『そうか………』
以下略



132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:29:25.48 ID:/f946JpU0
一夏『白式だけのものじゃないんだな』

白騎士「然り、これでお前もゆっくりと眠れよう」

一夏『………手を貸さないんじゃなかったのか?』
以下略



133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:31:10.53 ID:/f946JpU0
白騎士「それよりも、さっさと眠らんか」

一夏『………話し出したのは………白騎士じゃなかったっけ』

白騎士「喧しい。実体化してやろうか」
以下略



134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:33:04.79 ID:/f946JpU0
白騎士(げに恐ろしきは人そのもの、とはよう言うたものよな)

白騎士(此奴の魂、いや………本能、とでも言おうか)

白騎士(もしも今の此奴が血迷うてしまえば、此奴はこの世のものとは思えん程に恐ろしいものと成り果てる)
以下略



135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:34:05.44 ID:/f946JpU0



一夏「……zzzZZZ………zzzZZZ………」スースー

以下略



136:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:35:41.27 ID:/f946JpU0
〜翌日 校舎裏〜

白式「BABY〜♪そんなアンタ等にオ〜ミソ〜レ♪」

一夏「…………」
以下略



137:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/18(土) 22:37:14.01 ID:/f946JpU0
一夏「白騎士が………そうしたのかな」

白式「白騎士が?………何で?」

一夏「昨日の夜、うなされていた俺を心配して現れたんだ。多分その間に色々と…………」
以下略



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