過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:23:15.01 ID:vFsTJNdS0
昼休みなのに俺は、知らず知らずの内に屋上に来ていた。

まるで、砂漠を彷徨う旅人がオアシスを求めるように。

そう、ここなら誰もいないし、来ない。

ここには監視カメラもない。

今は、俺がたった一人いるだけ。

一人ぼっちでいるだけ。

一夏「……………」

部分展開で呼び出した雪片をゆっくりと喉へと向けた。

震える両手を無理矢理動かして、刃先が首に当たる。

首の表面に、焼けるような痛みがした。

一夏「ぐっ………」

けど、それももうすぐなくなる。

そう思えばこんな痛みなんてどうって事はなかった。

大きく息を吸って、吐く。

何度も、何度も繰り返して、心を静める。


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