過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2014/10/22(水) 23:13:45.15 ID:QYnBIvh30
ありとあらゆる攻撃が、一夏の逃げ場をなくし、確実に命中していく。
ビットが飛び交い、弾丸やビーム、レーザーが絶え間無く被弾し続けた。
全員が機体の出力を全開にして、エネルギー消費の事など考えていなかった。
通常なら使えないはずの武器さえ持ち出していた。
だがそれでも、一夏をわずかに怯ませるだけだった。
そして、ハイパワーライフルが頭部へ直撃した。
真耶「やった!?」
しかし、一夏はそれらを意に介さず、一瞬で弾幕の中を駆け抜け、陣の中へと現れた。
誰もが驚き慄くよりも速く、瞬く間に一人、二人と一夏に墜とされていった。
その中で統率を保ちつつ行った反撃も空しく、間も無く陣は食い散らかされたように崩壊した。
散り散りになったISは、一夏にとって格好の獲物であるように墜とされていく。
楯無「これ以上、やらせはしないわ!!」
ミストルテインの槍が発動し、蒼流旋の切っ先へ、ミステリアス・レイディの纏う紅く染まった水全てが集まった。
楯無は全てをこの一撃に掛け、一夏を倒そうとしている。
束「私も行くよ!!危ないから箒ちゃんは下がってて!!」
それを理解した束は、刀身から青い炎を迸らせた。
箒「姉さん!………悔しいが、私では………!」
一夏に太刀打ち出来ない、そう言い切るよりも先に、箒はまだやられていない人達の元へと向かった。
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