過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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453:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/25(土) 00:46:06.65 ID:4JQ8sCe10
束「もしかすると白式は急激な機体進化と、暴走時の膨大なエネルギーに耐え切れず、事実上死んでしまった………もしくはそれに近い状態か…………」

束「それとも、外部から取り込んだエネルギーを自分と同一化させる事を行う為に………一切の機能を停止させているだけなのか………」

束「はたもたその取り込んだ膨大なエネルギーを持ってして………来るべき何かの為に、更なる進化を遂げようと………眠りについているだけなのか………」

束「その答えが予想される幾千幾万の答えのいずれにせよ。今この時でさえも、私ですら理解するに至らない………未知の何かが起ころうとしているんだよ」

束「そして私は、それをこの目で見てみたい………例え、また一つ何かを犠牲にする事になったとしてもね」


束「進化という、可能性を信じて」


千冬「また………失いたいのか………」

束「失う?違うよ、私は『犠牲』にしたんだよ」

束「私の場合、その『犠牲にした一つ』が…………私が思っていたよりもずっと、ずーっと大きくて………私の周りにあった何もかもだった、ってだけ………」

千冬「だからこそだ。お前の失ってしまったものは………まだ取り戻せるんじゃないのか?」

千冬「私と違って………本当に失ってしまった訳ではない………だから、今からでも遅くはない筈だ」

束「だから私は、その犠牲を無駄にしてしまわぬように、私の信じた道を征くんだ」

千冬「……………」

束「どこまでも、どこまでも………」


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