過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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494:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/25(土) 01:54:30.20 ID:4JQ8sCe10
一夏「ううッ……どうしたんだ………やめろッ………言う事を聞け………白式……!!」

スコール「ねえ……こんな話を知っているかしら」

一夏「スコール……さん……?駄目ッ……です………離れてッ……!!」

スコール「とある精神病院に二人の患者がいた……ある晩、二人はこんな所にはいられないとそこから脱走する事を決めた」

スコール「それで屋上に登ってみると、狭い隙間のすぐ向こうが隣の建物で……さらに向こうには、月光に照らされた夜の街が広がっていた……自由の世界が」

スコール「そして、一人目は難なく跳んで、隣の建物に移った。だが、もう一人はどうしても跳べなかった……」

スコール「落ちるのが怖かったから」

スコール「その時、一人目がこう言った……俺は懐中電灯を持っている。この光で橋を架けてやるから、歩いて渡ってこい」

スコール「だけど、二人目は首を横に振って……こう怒鳴り返した」

スコール「お前は俺がそこまでイカれてると思っているのか………」

スコール「どうせ、途中でスイッチを切るつもりだろ、とね」

一夏「速くッ……離れてください………!!」

スコール「フフフッ………本当、おかしいでしょ……この話………」

一夏「何を……言ってッ………うあッ………!!」


バカンッッ


クラリッサ「装甲が開いた!?……まさか!!」

千冬「束!!」


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