過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:47:17.11 ID:vFsTJNdS0
白式「うん………いいよ」

白式は、もっと俺に抱きついてきた。

一夏「ありがとう………ありがとう、白式」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:48:18.68 ID:vFsTJNdS0
白式「はぁ……これじゃあどっちが励まされてるのか分からないや………」

一夏「そうだよな、白式ばっかり泣いてさ」ナデナデ

白式「むうっ………誰のせいだと思ってるのさー」ムスッ
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:49:49.27 ID:vFsTJNdS0
一夏「そういえばさ………あのち………もう一人いた白騎士はいないのか?」キョロキョロ

白式「白騎士はね………一夏に会いたくないんだって」

一夏「会いたくない?」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:51:13.20 ID:vFsTJNdS0

「私は貴様なんぞの姉になった覚えはない」

白式「あっ!白騎士だ!」

以下略



55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:53:18.09 ID:vFsTJNdS0
白式を撫でる白騎士がこっちを見た。

白騎士「成程、幾分か面構えが変わった………これも白式の賜物かのう」

白式「そうだよー僕のおかげなんだよ。だからね『もういい』でしょ?」
以下略



56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:55:16.25 ID:vFsTJNdS0
白騎士「しかし、私は白騎士事件の後、IS委員会へと譲り渡された」

白騎士「そこで私は解体され、暴き尽くされ、世に私の模造と呼べる物たちが生まれた」

白騎士「本当なら『そう』成っているはずだった」
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:56:51.19 ID:vFsTJNdS0
一夏「そうなのか?」

白式「そうだよ、いーっつも白騎士は見てるだけなんだよ」

一夏「私が手を下すまでもない、って事か」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:58:10.86 ID:vFsTJNdS0
白騎士「おかげで私の体は戦いを欲し、疼き続け、血が騒ぎ立てる」

白騎士「それ静める為に、私はのたうち回るしかない」

白騎士「だがな。それでも私は、幾度となくお前の意識を奪い取り狂気の沙汰を………皆殺しにしてやろうと目論んだ」
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:00:25.53 ID:vFsTJNdS0
白騎士「幼い白式に、私のような真似が出来たと思うのか」

白騎士「お前の負の感情を受け止め、それでも尚、己でいる事が出来たと思うのか」

白騎士「狂気へと陥りかけようとも、それを止める為に刀を腹に突き立てられると思うのか」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:01:44.05 ID:vFsTJNdS0
白騎士「それでも貴様は『そう』ある事を是とした」

白騎士「彼方の世界の千冬が、貴様の大切な仲間たちが、今の貴様の様を見れば失望させられる」

一夏「……………」
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:03:03.46 ID:vFsTJNdS0
一夏「でも………俺は…………」

白騎士「俺は何ぞ?言うてみろ」

一夏「俺は闘えない!!」
以下略



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