過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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511:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/01(土) 23:25:03.27 ID:o1RGsthM0
一夏「畜生………何なんだよ………何で泣いてるんだよ!!」ポロポロ


ソッ……


一夏「束さん……?」ポロポロ

束「ねえ……赤い靴のお話を知っているかな?」

一夏「赤い……靴………?」

束「両親を亡くした女の子が、恵まれた家に引き取られ、引き取ってくれたおばさんに内緒で赤い靴を買うんだ」

束「それから女の子は赤い靴を履いてお祈りに行くようになったんだ。もちろん、それは戒律上やってはいけない事なんだ」

束「分かっていながらもそれを続け、挙げ句の果てにはおばさんが死の床に伏している時でさえ、赤い靴を履いて舞踏会に出かけた」

束「すると不思議な事に、女の子が履いていた赤い靴が勝手に踊り出したんだ」

束「そう、女の子は死ぬまで踊り続ける呪いをかけられたんだ」

束「踊りは止まらず、その靴を脱ぐ事も出来ず、昼も夜も踊り続け、ついにはおばさんも死んでしまい、そのお葬式にすら出席出来ず、女の子は心も体も弱っていった」

束「そしてその呪いから逃げる為に……首切り役人に両足首を切り落としてもらったんだ」

束「すると、両足と一緒に切り離された赤い靴は、女の子を置いて踊りながら遠くへ行ってしまった………」

束「女の子は心を入れ替え不自由な体でも、教会のボランティアに励む毎日を送った」

束「そしてある日、天使より自分の罪が許された事を告げられ、天に召された」


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