過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
1- 20
57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:56:51.19 ID:vFsTJNdS0
一夏「そうなのか?」

白式「そうだよ、いーっつも白騎士は見てるだけなんだよ」

一夏「私が手を下すまでもない、って事か」
以下略



58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 20:58:10.86 ID:vFsTJNdS0
白騎士「おかげで私の体は戦いを欲し、疼き続け、血が騒ぎ立てる」

白騎士「それ静める為に、私はのたうち回るしかない」

白騎士「だがな。それでも私は、幾度となくお前の意識を奪い取り狂気の沙汰を………皆殺しにしてやろうと目論んだ」
以下略



59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:00:25.53 ID:vFsTJNdS0
白騎士「幼い白式に、私のような真似が出来たと思うのか」

白騎士「お前の負の感情を受け止め、それでも尚、己でいる事が出来たと思うのか」

白騎士「狂気へと陥りかけようとも、それを止める為に刀を腹に突き立てられると思うのか」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:01:44.05 ID:vFsTJNdS0
白騎士「それでも貴様は『そう』ある事を是とした」

白騎士「彼方の世界の千冬が、貴様の大切な仲間たちが、今の貴様の様を見れば失望させられる」

一夏「……………」
以下略



61:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:03:03.46 ID:vFsTJNdS0
一夏「でも………俺は…………」

白騎士「俺は何ぞ?言うてみろ」

一夏「俺は闘えない!!」
以下略



62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:05:14.34 ID:vFsTJNdS0
白騎士「怖ろしいか。貴様の知っている者たちが、貴様に刃を向ける事が。いやそれとも……単なる臆病だったかのう」

一夏「…………」

白騎士「貴様はあの頃と何も変わってはおらんのだ。所詮は千冬に護られていなければ何も見えず、何も成せぬ糞餓鬼だ」
以下略



63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:06:46.23 ID:vFsTJNdS0
白騎士「…………」パッ

白式「えぇぇぇっ!!?そんな方法あるの?!僕聞いてないよ白騎士!!」

白騎士「聞かれなかったからのう………しても、口が滑ってしもたか………」
以下略



64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:08:21.57 ID:vFsTJNdS0
白騎士「まずは、お前自身で見つけよ」

白騎士「いや、見つける………というのも少々違うやもしれんな」

白騎士「まあ良い、私が手を貸すのは『それ』からとなる」
以下略



65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:09:33.39 ID:vFsTJNdS0
白式「あ……出来た」

白騎士「全く、騒がしゅうて眠れもせんな」

白式「白騎士は本当、素直じゃないよね」
以下略



66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/15(水) 21:11:05.58 ID:vFsTJNdS0
白式「うぐぐぐぅ…………へも、ひろひしほほぐがひればらいひょうふらよね!!」

白騎士「それは分からぬぞ。全ては、彼奴次第よ」パッ

白式「うわわっと……僕だって頑張るもん!!」
以下略



654Res/517.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice