過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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[saga]
2014/12/04(木) 00:12:14.91 ID:MkTP8k860
一瞬で間合いを詰めたクラリッサの剣を、一夏は受け止めた。
一夏「ッッ………やめて下さいクラリッサさん!!俺は戦いたくないんです!!」
クラリッサ「これは戦いだ、戦争だ。お前と私の戦争だ」
剣に力が込められ、一夏が押され始める。
一夏「どうしてこんな事を!!」
クラリッサ「理屈で消せるものではない」
一夏は弾き飛ばされたが、次のクラリッサの縦斬りを受け止めた。
一夏「俺達が戦うなんてーー」
クラリッサ「私はただ、戦うだけだ」
一夏「駄目です!!」
クラリッサ「ならばどうする。その力で私を止めるか」
クラリッサ「それとも、私を殺すか」
その言葉に一夏が動揺したのを、クラリッサは見逃さなかった。
腹に蹴りを二発入れ、縦斬りを一夏に喰らわせた。
一夏は拳を地面にぶつけて後退を無理やり止めた。
クラリッサ「立て。立って戦え。織斑一夏」
クラリッサが、ガトリングガンを撃ちながら突進する。
クラリッサ「来い……来い………来い!!」
銃声の中でクラリッサが叫ぶ。
クラリッサ「戦え!!そして証明してみせろ!!お前の力を!!」
それはどこか、獣の咆哮に似ていた。
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