過去ログ - 一夏「こんな世界だったから、俺は呼ばれたのかもな」
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641:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/12/04(木) 01:38:10.84 ID:MkTP8k860


上段の構えから、雄叫びとともに放たれた凄まじい一撃が、一夏を叩き切った。


一夏は大きく弾き飛ばされた。

その胸に深く入った傷から、血が流れ出ている。

流れ出る血の恐怖、傷の痛みに耐えながら、一夏は立ち上がろうとする。

クラリッサは地面を砕きながら、一歩一歩一夏へと迫る。

クラリッサ「怯えろ!!竦めぇ!!ISの性能を生かせぬまま死んでゆけ!!」

その姿に一夏は思わず後ずさっていた。

最早一夏に、クラリッサに対抗する手立てはなかった。

雪片弐式はない、肉弾戦で勝てなければ、全力で行ったイグニッション・ブーストを全て見切られ、絶対防御すらなくなった。

そうして生まれた心の隙が、クラリッサの気迫に完全に圧倒されたのだ。

一夏「ハァッ……ぐッッ………ま……だ……だッ………まだ……終ってない………!!」

だが、それでもまだ、立ち上がろうとする。

地面に拳を叩きつけ、それを支えにする。

胸から流れる血が増そうとも、全身に力を込める。


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