過去ログ - 並木芽衣子「ハネウマトラベラー」
↓ 1- 覧 板 20
32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/19(日) 00:23:10.35 ID:aWEmjqyP0
「なる早で!」
「わかりました、明後日までには全て揃えてきます。」
「ぷ、プロデューサー、無理しちゃ駄目だって!プロデューサーには、普段のお仕事だってあるんだから!!」
「善は急げというだろう?早いに越した事は無い。」
「でもっ!」
「それに担当アイドルの問題は俺の問題でもある、君がなんと言おうと勝手にやらせてもらう。」
「・・・もう。さっきの事と言い強引なんだから・・・。」
「君にだけは言われたくないな。」
・・・否定できないので黙るしかないけど、ちょっとだけカチンときた。
普段の私も結構強引だと思うけれど、プロデューサーだって人の事言えないじゃない!
「ふふっ♪・・・あ、いけない!もうこんな時間だ!!」
「俺が送っていきますよ。芽衣子、申し訳ないが今日の約束は・・・。」
「あ、うん。バイクもこんな調子だし、また今度行こうねっ♪」
「すまない。それでは美世さん、行きましょう。」
「はい、お願いします!それじゃ芽衣子さん。また明日の夜に、ここにきて下さいね!」
「うん!」
美世ちゃんはそう言い残すと、プロデューサーと一緒にガレージに停めてある営業車に乗って仕事場へと出発した。
気が付くと、時間は午後の六時過ぎ。もうすぐ晩御飯の時間だ。
「よーし!今日はゆっくり休んで、明日から頑張るぞっ!!」
誰もいないガレージで、一人大きな声で気合いを入れた後、皆のいる女子寮へと向かっていった。
今日の一日で色々な事が起きたけれど、明日からはとっても楽しい事になりそう!
43Res/53.08 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。