過去ログ - 千早「戦わなければ生き残れない」
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149: ◆JBJezfK53U[saga sage]
2015/02/26(木) 18:38:37.13 ID:rJ+Wy8VMO
あずさに背を向け走り出す貴音。あずさは追いかけてくる気配がない。
この場は凌げる、そう確信した貴音に向かって窓ガラスから再びモンスターが襲いかかった。
メタルゲラス「」ダダダダダダッ!!!
貴音「なっ!?」ズガッ
普段の貴音なら殺気を感じて回避するなど造作もない。事実先ほどの奇襲は難なく回避できた。
しかし今しがた目にした灰色の体躯、鋭い黄金の角は見間違えようがない。
貴音「……あなたが…何故響の…」
あずさ「デッキはライダーごとに違う。それくらい貴音ちゃんも知ってるでしょ〜?」
貴音「2枚目の契約かーどですか…」
あずさ「その通り〜。飲み込みの早い子は好きよ〜」
貴音「あなたは…響を手にかけるだけで飽き足らず……あろうことかそのような真似を……」
あずさ「勘違いしてるようだけど、所詮は契約よ〜?ギブアンドテイクが成り立ったからこの子は応じたの」
貴音(分が悪いどころではありませんね……。おそらくは響の使ったかーども自分のものにしているでしょう)
メタルゲラスの奇襲も直撃は避けた貴音だが、生身の体にはかすっただけでもダメージが大きい。
加えてこの状況、元々戦闘力の高いあずさのデッキに響のモンスターまで入っては勝ち目がない。
貴音(表まで出れば…あるいは!)
春香「大丈夫ですか!?貴音さん!」
貴音が走ろうとした方向から飛び出してきた春香。
貴音「春香!かろうじて、といった状況です。響のもんすたーまで三浦あずさに…」
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