過去ログ - 摩耶「…くそがっ!」提督「…恨んでくれても構わんよ」
1- 20
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/10/16(木) 00:43:55.50 ID:JJShsVYg0
「アンタにはこの鎮守府近海の警戒をするよう上から指令が来てるわ。それと艦娘のイメージ向上のための宣伝活動もね」
叢雲と名乗った少女はめんどくさそうに説明をする。
「それって…俺と君の二人でかい?」
「この隊には艦娘は私しか配属されていないもの。成果に応じて新たな艦娘が配属される手はずになってるから。まあ、期待はしてないわ、艦娘隊の司令なんて職につこうなんていう奴、マトモな人が居ないもの」
叢雲によると日本政府は当初の南西諸島海域奪還を半場諦める形で延期。それ以上に艦娘の増産と国民への周知を優先する事としたらしい。
しかし、この当時艦娘に興味のあるものなどおらず、興味を持つ少数の物は大抵提督を非人道的な行為を行う悪、艦娘を作られただけの殺人兵器と嫌う人が殆ど。
意思を持つ艦娘を柔軟に指揮するために100人程度の艦娘を一人の提督に預け、数千の艦娘部隊を編成、深海凄艦を撃滅すると言う計画は見通しが立たず、そんな状況で着任する者など、興味本位で着任してすぐ逃げ出す者や、最初から艦娘への性的な行為を目的とした者だけ、というのである。
「あなたは何日持つかしら?明日になったらさようなら、何て事はやめて欲しいわね」
「…努力するよ」

それからは哨戒と言う名の近海のマラソンと、宣伝をかねた輸送活動が毎日の日課だった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
25Res/24.40 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice