過去ログ - 摩耶「…くそがっ!」提督「…恨んでくれても構わんよ」
↓
1-
覧
板
20
12
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(SSL)
2014/10/16(木) 00:45:05.60 ID:JJShsVYg0
「作戦は今までどおりに。第一艦隊が敵艦隊攻撃の中心を担い、第二艦隊は第一艦隊予備として後方警戒。第三・第四艦隊は第一艦隊不在時の鎮守府周辺の警備だ。質問は?」
「いいんじゃない?特に問題はないと思うわ」
伊勢。本部隊で初めての戦艦だ。叢雲と交代しながら第一艦隊の旗艦を務めてくれて今では一番錬度の高い主力艦になっている。
「私も問題はない。この部隊にとっては初めての決戦と言える戦いになる…腕が鳴るな」
長門。伊勢が航空戦艦になり、仕事が増えてからは最大の火力を発揮する艦隊の要だ。彼女が居なければ危なかったような戦いが何度もあった。
「一つ質問。艦載機の編成はどうするの?今までどうりに艦攻隊を主力にする?」
瑞鶴。本部隊で初めての正規空母だ、第一艦隊の航空戦力の要を担っている。
「他の鎮守府からの連絡に寄れば沖ノ鳥海域を制圧している敵艦隊には空母が多数確認されている。瑞鶴・瑞鳳共に戦闘機を多めに、瑞鶴には五二型二部隊、天山一部隊、九七式を一部隊、瑞鳳は二一型二部隊、彗星一部隊、彩雲一部隊だ」
「瑞鳳の艦爆隊で敵空母の発艦能力を奪い、瑞鶴の艦攻隊で止めを刺す、という流れを作りたい。今回の鍵は二人のチームワークだ。頼んだよ」
「いいかもね!、瑞鶴、よろしくね?」
「こちらこそ、いっそ二人で全滅させる気で行こう!」
瑞鳳。瑞鶴が最初の正規空母なら彼女は最初の空母だ。第一艦隊で一番小柄だが、しっかり物なのか瑞鶴のお姉さん分でもある。対潜・偵察・直援と正規空母の瑞鶴には手の届かないところをカバーしてくれる縁の下の力持ちだ。
「そして叢雲と摩耶だが…」
「わかってるって、戦艦が敵を叩いている中突撃して殴りこむ。だろ?」
「だな、その通りだ」
摩耶。彼女は初めての重巡洋艦だった。口が悪く最初は良く喧嘩したが、良く言えば素直な子で、他の艦娘がなかなか言いにくい事もズバッと言ってきてくれる私にとってはある意味ありがたい存在だ。
余談だが、彼女とは奇妙な縁がある。と思う。
私の祖父の出身地が、彼女の名前の元になった摩耶山の麓だというのだ。
つまり、私と彼女、両方のルーツが同じ所にあると言うわけで、艦娘の中でも一番打解けられる存在なのは正確の他にもそんな理由があるからなんだろう。
「それで、出撃時刻は?」
「明日の夜間だ。夜のうちに沖ノ鳥海域まで接近、夜明けと同時に攻撃を掛ける」
「ふふっ、いよいよ戦場ね、悪くない気分だわ」
そして叢雲。これが我が第一艦隊のメンバーだ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
25Res/24.40 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 摩耶「…くそがっ!」提督「…恨んでくれても構わんよ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1413383208/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice