過去ログ - 摩耶「…くそがっ!」提督「…恨んでくれても構わんよ」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/16(木) 00:49:19.09 ID:JJShsVYg0
摩耶が大破。
敵哨戒部隊は撃退。
飛行場まで後少し。
ここは飛行場に向かうべきだろう。しかし。
(もし他の敵部隊が居たら…飛行場の破壊に失敗したらどうする…!?撤退時に追撃されて…摩耶は沈む…)
帰ろう、帰ればまたこれるから?バカを言うな。今帰れば資源はない。次にこれるのは何ヵ月後になる?その時は敵も戦力を整えてる!
それにこの飛行場を目指す艦隊で残っているのは俺の艦隊だけ、他の飛行場は破壊したとの報告があるが、この飛行場をここで残せば今後どれだけの被害がでる!?
「っ…」
『提督…あたしは大丈夫だ…前進を…』
「…」
『安心しろって、あたしはどっちに転んでも恨まないからよ…』
このとき、私は提督として、軍人として最低の判断を下した。
「撤退だ!全艦、摩耶を中心に輪形陣!」
『…糞がっ!』
戦いとは犠牲を抑えて最大の戦果を上げるもの。
しかしそれ以上に目的を達成する事が最優先だ。
たとえどんな被害を負おうとも、敵の目的を挫き、自らの目的を達成させればこちらが全滅し敵が無傷でも戦争には勝利できるのだ。
私の判断は、多大な犠牲をだし、戦果を無にし、敵の目的の達成を許し、自ら目的の達成の機会を失わせる。
「文句があるなら俺を恨め、いくら恨んでくれても構わん!可能な限り全速で離脱しろ!」


私の提督としての未熟さが、層の薄い艦隊を生み出し、敗北を生み出した。


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