146: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/30(木) 22:03:16.05 ID:MQFyVLhAO
……
――通学路
男「それにしても変だよなぁ」
147: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/30(木) 22:39:09.91 ID:MQFyVLhAO
友「意識が朦朧としてる時に夢……みたいなものを見たんだ」
男「夢?」
友「何だか怖い感じだったよ。説明はしづらいんだけど……『触れたいけど触れることができない感じ』の夢? みたいな感じだった」
148: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/30(木) 23:20:33.06 ID:MQFyVLhAO
男「俺の仮説、聞いてくれるか?」
友「あ、ああ」
男「『魔のトンネル』が見せている、または聞かせているのは『死者の声』なんかじゃない」
149: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/30(木) 23:34:48.29 ID:MQFyVLhAO
男「つまりだなぁ」
――
魔のトンネル「ワハハ〜! お前に幻覚やら幻聴やらを見せてやるぞ〜」ビビビ
150: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/31(金) 00:10:21.64 ID:GNoE0gjAO
男「つまりは! 気にしすぎるなよ! っつー話だ」
友「うん……、そうかも」
男「考え過ぎなんだよ。友は。今の仮説は真面目に考えたヤツだけど」
151: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/31(金) 01:56:31.10 ID:GNoE0gjAO
――男の家
犬「メシをくれ」
幼馴染「何? ドライバーを貸して欲しいだと?」
152: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/31(金) 02:35:29.37 ID:GNoE0gjAO
幼馴染「タブレットを用意してある。これを見てくれ」
男「これは……町の地図か? そしてこの円は……」
幼馴染「その通り。これはこの町の地図。そして、この円は『戦闘員アプリ』を使った際に微量に出る、周囲の電波を阻害する特殊な電波を検知した場所に記されている」
153: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/31(金) 03:24:32.84 ID:GNoE0gjAO
幼馴染「その理由はだな。『電波増幅装置』だ」
男「電波増幅装置? そのまんまな名前だけど、アプリ使用者がアプリを使う為にわざわざ設置したのか?」
幼馴染「いや、それはない。このトンネルはこの町の都市開発の一部となっている。地下鉄を□□街から繋げる計画の為に、設置されたものだろう」
154: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/31(金) 03:41:13.75 ID:GNoE0gjAO
男「トンネルから出ず1ヶ月間!? 協力者が食べ物を運んでいたとか……。服とかどうするんだ、それ」
幼馴染「マジメに話を聞けっ!」
男「ご、ごめん」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/31(金) 08:13:11.62 ID:oeD7FSjOO
俺の理解力不足かな
トンネルの外じゃなくて中じゃないか?
156: ◆99o2t6OLf.7W[saga]
2014/10/31(金) 08:50:29.80 ID:GNoE0gjAO
『トンネルの外以外で変身しない』
↓
『トンネルの中以外で変身しない』
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