133: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 06:55:50.88 ID:Eo9sGdcFo
魔王「どうした、怒りと絶望に奮えて気が触れたか?よかろう、今楽にしてくれる!」
魔王は勇者の頭に掌を向けた
魔王の攻撃
魔王は掌の先にある空間を削り取る
勇者は素早く身をかわした
魔王「な……何ぃ!?」
勇者「あの時のエレルの言葉を貴方は聞いていたのだろう…だが、貴方は気付かなかった。エレルの嘘に!」
勇者の攻撃
クリティカルヒット!勇者は魔王に 99999 のダメージを与えた
魔王「くはっ……馬鹿な……嘘だと……」
勇者「もしも本当にエレルの言った通りならば、今の攻撃は避けきれずに俺は死んでいた…だが、それが嘘だと気付いたんだ」
魔王「どういう………」
勇者「転移半径が1m…確かにエレルを中心に1mならば、俺は範囲内と範囲外に身体を切り離されていた…だが、基点をずらせばそのまま転移も出来ていた筈。そうしなかったのは何故か…」
魔王「そ……う…か、お主を巻き込まぬため……実際の範囲はもっと狭い……」
勇者「そう…その嘘と真実の差のお陰で、俺は辛うじて避ける事が出来た」
魔王「くくっ……あ奴め…死して尚、儂に牙を向けるか。だが勇者よ…お主もまだ気付いておらぬようだな」
勇者「…何?」
魔王「そう…まだ終わってはおらぬという事に…だ!」
魔王は勇者の頭に掴みかかった
魔王は スキルドレイン を使った
勇者は 覇者の叫び を奪われた
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