150: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/25(土) 04:02:38.14 ID:bpCRJ9x8o
―星天の柱 接地面―
帝王「ぜぇ…はっ………何とか…生きて……」
ヤスカル「辿り…着けた……ッス………ね」
ノーブル「二人ともお疲れ様。お陰で魔獣もあらかた片付いたようだよ」
ヤスカル「あ…あれ?あっちから走ってくるのって……」
ノーブル「あれは………」
帝王「カライモン…?」
ノーブル「いや…あれは………エイベル君」
エイベル「貴方達が…今の勇者パーティーですね。話はカライモンさんに聞きました、僕も戦線に加えて下さい」
ノーブル「エイベル君…その顔、決着を付けられたみたいだね」
エイベル「はい、皆さんのお陰で何とか…ですけれどね」
帝王「へぇ…アンタがエイベルか。成る程、確かにアイツにも国王にも似た顔立ちだな」
エイベル「貴方は…現帝王ですね。先代にしか会った事が無いので気付きませんでした。申し訳ありません」
帝王「気にすんな。こんな粗野な野郎から風格を見出せって方が無理ってもんだ」
ヤスカル「自分で言っちゃうッスかそこ…」
カライモン「さて…それでは皆様の顔合わせも終えた所で、星天の柱内部へ…と思ったのですが」
帝王「あらかた片付いたんじゃ無かったのかよ…」
ヤスカル「そのあらかたに含まれない分がここに集まってるんじゃないッスかね」
カライモン「いやはや…彼等のタイミングの悪さは、空気を読んだ上でやっているのでは無いかと思えてしまいますね」
帝王「全員で相手して足止めされる訳にゃぁいかねぇし…ここは誰か残るしか無ぇよな」
ノーブル「全く以って同感だよ。順当に行けば、この中で一番強い私がその役目を引き受けるべきだろうね」
帝王「んの……否定しようが無ぇ事言って抜け駆けするんじゃねぇよ…」
カイン「そうそう…抜け駆けは良くないね。て言うか、一番強い奴が残るって言うなら…残るのは僕でしょ」
帝王「なっ………お前、カイン!?」
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