15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/18(土) 20:56:11.97 ID:FwUgi6F+o
>>14
いや他にも普通にこういうSSあるから
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/18(土) 20:57:44.76 ID:MpPrALwDO
つーよくーつよ、あれぇ…?
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 00:39:39.36 ID:y5P9Wq3io
>>14
釣りかな?
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 15:00:57.65 ID:K/olQWsUO
僕は喰らい続けた。渇望に身を任せ、喰らい続けた。まるで幼い子供のように身を貪り、血を飲み、骨を舐める。食事に求めるものは何もない。それが人肉であれば生死を問わない。会社帰りのサラリーマン、化粧の厚い女子高生、腰の曲がった老婆に無垢な幼女。僕が貪り喰った彼らにある共通点は人間であるということだけだった。
側粕の子。それが僕の通称だった。まるで幼い子供が食事したかのように食べ散らかす。我儘に。好き放題に。好き勝手に喰らう。
僕は異端の存在だった。本来、グールの食事は月に一度だけでいい。にも関わらず僕は毎晩のように喰らい続けていた。
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 16:12:47.13 ID:K/olQWsUO
「さてと、帰りましょうかーーーふぎゃっ!」
瞬間だった。僕が構える間もありはしなかった。避けることもできなかった。グールになった僕の身体能力は常人を超越していた。拳銃だろうが刀剣だろうが僕の肌には傷一つつかないだろう。にも関わらず僕は弾き飛ばされていた。
最初、大型トラックでも突っ込んできたのかと思った。それほどの衝撃だった。
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 16:25:33.63 ID:K/olQWsUO
僕は己の耳を疑った。あのコナン君が。誰にでも優しく正義感に溢れ、人一倍命の尊さを知ってるコナン君がそんなことを口にするはずはなかった。
「あなたは誰ですか」
僕の問いに彼は嘲笑の混じった歪な笑みを浮かべた。
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 16:34:14.27 ID:hnug0DtoO
増強シューズなのか喰種なのか
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 16:49:51.58 ID:K/olQWsUO
「死ね、死ね、死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!!! 死ねぇええええええええ!!」
何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もーーーーコナン君は僕を蹴り続ける
僕は霞む意識の中で、それを見た。狂気に微笑む阿笠博士の姿をーーー
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 17:53:29.18 ID:RhjNUiN9O
コナン強すぎわろたwwx
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/20(月) 01:27:39.16 ID:cIto/vD10
ーーー動かない。体が動かない。体を動かせない。僕は縛られ、拘束されていた。僕を縛る鎖はグールの腕力でも引きちぎれないほど強固なものだった。
「僕をどうするつもりですか、コナン君」
僕の問いに答えず目の前の彼はただひたすらにたにたと君の悪い笑みを浮かべていた。その歪な表情に僕は背筋に寒気が走った。丹田が締め付けられるような悪寒を得た。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/20(月) 02:07:50.65 ID:19NjCjer0
それから僕の地獄のような日々は始まった。
彼は僕の足の指を潰し、それが再生するまで待ち、完全に治るとまた僕の指を潰す。それを繰り返す。ひたすら繰り返す。気が狂ってしまいそうだった。が、それでも気違わないのは彼に数えるように強制された計算のおかげだろう。
最初は意味が分からなかったけど、彼に拷問されてる内にその意味がしっかりとわかった
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