5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage ]
2014/10/19(日) 15:18:27.92 ID:rk3XF+y4o
女の子「あなた…ファン?」
千早「えっ…? いいえ。それよりさっきの話って」
女の子「歌のこと? 私にもイメージというものがあるから歌いたくない歌もあるのよねー。それだけの話」
千早「……」
女の子「…ところで、それよりって鼻につく言い方ね。機嫌悪いし、サインを断る心構えでいたのに」
千早「ごめんなさい、流行りには疎くて…」
女の子「私を知らないの? これでも疎い人も『この子だけは知っている!』、そんなアイドルでいたつもりなんだけどホントに?」
千早「……ごめんなさい」
有名アイドル「はぁ……いい? あなたは知らないでしょうけど、私はホントにホントの有名アイドル!」
有名アイドル「覚えておいてね。さっきの話にしたってどんな歌も私が“歌ってあげている”くらいのアイドルなの」
千早「……! 私は歌をあまり大切にしていないその考えに賛同できないから話しかけたんです」
有名アイドル「賛同もクソもないわよ。私は裏方の仕事を光が当たるところへ引っ張り出してあげてる。どう考えても立場は上。歌なんて道具よ」
千早「訂正してください! アイドルの口から聞きたくない言葉です」
有名アイドル「自分から絡んでおいてよく言うわ。何度でも言うわよ。大勢に歌を聴いてもらえるアイドルがいなきゃ歌なんて作ってもただの文字と音符の集まりだわ」
有名アイドル「私ね、思うの。さっき言ったことが事実だから作詞家も作曲家も私の歌を聴けるファンたちも私に感謝しているはずだって」
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