4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/18(土) 23:45:15.69 ID:ljRbnvDF0
明華は、それっきり話題を変えた。
二人の方でも別の話に移った方が佳いと判断したのか、明華の振った話題に喰い付いた。
ダヴァン「そうデスヨ、先日のことでも。ワタシが財布を落とし、オヤっとポケットなど弄っていると、何時から居たのか後ろの方からネリーが『これ落としたよダヴァン』などと言って、私の財布を渡してきマシタ。ワタシは、ネリーに礼を云うと、今度はワタシに向かって手を差し出したのデス。ワタシは『握手がしたいのかな』と思い、ワタシの方でも手を握り返しますと、ネリーは怒って『違うよ、ダヴァンのすかぽんたん。落とし物を届けて貰った時は、その拾い主に財布の中身を一割渡すのが礼儀でしょ』と言ってきたんデスヨ」
ダヴァン「ワタシは仕方なく、財布の中のなけなしの一万円札を崩し、その一割である千円をネリーに渡しマシタ。しかし、何故あんなにも早く財布を見つけられたのだろうと疑問に思いマシタ。デスガなんてことはアリマセンね、アイツ普段から誰かが財布を落とさないか、二三歩後ろから注意深く監視してたんデスヨ」
言い終わるやいなや、アハハと明華が笑いこけた。
ハオ「そう言えば知っていますか、ネリーの『一ぷく三杯』の話」
明華「一ぷく三杯ですか…」
明華はハオの云ったそれに就いて、全く知らないようだった。
ダヴァン「なんだ、知らないのデスカ。臨海女子の間では、一年から三年、はたまたOBにいたるまでこのことを知らない人は居マセンヨ」
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