過去ログ - ネリー「一ぷく三杯」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage saga]
2014/10/18(土) 23:46:03.86 ID:ljRbnvDF0
ダヴァンが云う。明華はそれに対して、

明華「御恥ずかしなら――その『一ぷく三杯』とは何ですか。三杯ということは、もしかしてご飯のことでしょうか」

と、答えた。

ハオ「ネリーは、自分がお金を出したご飯は腹一杯食えないだとか吐かして、普段碌に飯も食わない癖に、只でものが食えるとなると、何処にそんなに入るんだってくらい大食いになるんですよ。腹一杯食ってもう入らないとなった時、ひとまず熱い煎茶で一服する。すると不思議とまた腹に余裕が出来たのか、更に三杯と飯を搔き込むんです」

明華「それで『一ぷく三杯』ですか」

明華が納得したように答えた。すると、何やらうんと考え込み始める。ハオは少し怪訝そうになって明華の顔を覗き込んだ。暫くすると、明華の中で何か考えが浮かんだのだろうか、妙に明るい顔になって喋り始めた。

明華「もしかしてネリーさん、インハイで配られたお弁当でその『一ぷく三杯』をやったのでは無いでしょうか。それで、夜中に無理をして入れた弁当の中身が喉元までこみ上げて来たので、どうしても出してやるかと自分の首をぬいぐるみで絞めて、そのまま不幸にも窒息死したんじゃないでしょうか」

明華は嬉々として、自分の推理を披露した。

しかし、余りにもそれでは馬鹿馬鹿し過ぎる。幾ら当の死人が生前ド吝嗇の限りを尽くしたからと云って、

ダヴァン「流石にそんなことはアリエマセンヨ」

と、ダヴァンが云うと、三人はまたワハハと笑い出した。



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