過去ログ - 上条「よう、また会ったな」食蜂「!?」
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13: ◆5qbT/UYHxu6q[saga]
2014/10/19(日) 00:26:10.73 ID:IxJd5BlM0
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食蜂(あっ)


街中で上条さんを見かけた
そのまま歩いて行き、やがて目の前まで近付き、そして通り過ぎた
これでいいんだ
これが、私と上条さんのあるべき形だった


彼はもう、私のことを覚えていない


今の彼にとって私は、一度も会ったことのない一般人Aでしかなく、もちろん名前も呼べない
今までが異常だった。絶対にありえないはずなのに、どうして彼は私のことを覚えていたのだろう


食蜂(結局、彼が私のことを断片的にでも覚えていた理屈はいまだに分かっていないけれど、でも)

食蜂(もしあれが夢でないのなら、いつか、また―――)


わずかに口元を綻ばせながら、私は人混みの中を進んでいった














―――え?あの時の告白はどうなったのかって?

それは、いつかまた、彼が私のことを思い出してくれた時に、ゆっくりお話しましょう





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