過去ログ - 上条「よう、また会ったな」食蜂「!?」
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6: ◆5qbT/UYHxu6q[saga]
2014/10/19(日) 00:06:50.42 ID:IxJd5BlM0
言った瞬間、「馬鹿だ」と思った
これで何度目の自己紹介だ?何度傷付けば気が済む?


上条「食蜂操祈……?変わった名前だな。これならすぐに覚えられそうだよ」ニコッ

食蜂「……………………そう」


上条さんは優しく微笑みながらそう言うけれど、それはありえないことだと私にはもう分かっていた
今回は何かしらのイレギュラーで少し記憶が残っていたようだけど、次はないだろう
こんな奇跡みたいなこと、一度でもあったことが驚きだ
きっと次会ったときは、『お前誰だっけ』とお決まりの台詞を言われてしまうはずだ
いや、話しかけることさえできないかもしれない
記憶のどこにも残っていない、ただの一般人Aとしてでしか認識されてもらえないのだろう


食蜂(……分かってたことじゃない。今更悲観的になる必要なんてないわぁ)


だから、私は『最後』のお別れとして彼に告げた


食蜂「私のことを少しでも覚えてくれていて……ありがとう。とっても嬉しかったわぁ」ニコッ




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