過去ログ - 八幡「雪ノ下にグロマンガを読ませてみた」
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117: ◆TU4rb6vEM2[saga]
2014/10/29(水) 02:29:19.12 ID:t7JB0ns/0


いろは「雪ノ下先輩〜!」

雪乃「!?」

いろは「おはようございます。休日のこんな朝早くに会うなんて、珍しいこともあるんですね」

雪乃「そ、そうね……。おはよう一色さん」



 雪乃にとっては全くもって有難くない偶然だった。
 しかも見つかった相手が雪乃のグロ趣味を知らなくて、八幡や結衣と共通の友人である一色いろはなのが、尚のこと悪い。
 これでもし今日本屋に来ていることを人づてもしくは直接陽乃に伝わってしまえば、また説教を受ける羽目になる。なんとしてもそのような事態は避けたい。



いろは「それにしても何でこんな時間に隠れるように本屋に来ているんですか? 雪ノ下先輩らしくないですよ?」

雪乃「私らしくないという言い方は失礼ね。どうしても読みたい本があったから、買ってこの休日で読み込もうと思っていただけよ」



 自分でもよくここまで上手い言い訳ができたものだと、雪乃は心の中で恐怖していた。
 とはいえ後はよくあるタイトル、例えば湊かなえの作品でも出しておけば、ドラマの話に持っていって意識を逸らせる。そう思い内心ほくそ笑んだ。
 ――――しかしそうはいかなかった。



いろは「え〜、本を買うだけならそんな変装しないですよね? と、いうことは……その本を買っているところを他の人に見られたくなかったから…………まさか!?」

雪乃「っ!」ビクッ



 グロマンガを買っているのがバレてしまうのか。雪乃は体を震わせるが、事態は思わぬ方向に向かう。



いろは「もしかして、もうバレンタインの用意をしているんですか!?」

雪乃「えっ……?」





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