過去ログ - 真姫「花陽が風邪をひいた?」
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32: ◆P6OlvbwCHo[saga]
2014/10/24(金) 22:30:17.37 ID:/KAYu2Ll0
花陽母「知っていると思うけど……ほら、花陽ちゃんってアイドルが大好きじゃない?」

真姫「ええ」

花陽母「小さな頃は『花陽いつかアイドルになるんだ!』ってよく言っていたけど、あの子変に自分を卑下しちゃう悪い癖があるから」

花陽母「中学生になるころにはそんなことを全く言わなくなってね、代わりに『どうせ私なんかー』っていう言葉が口癖になっちゃっていたのよ」

花陽母「自分に自信が持てないみたいで、声もか細くて、滅多に外にも遊びに行かなくて……正直心配していたわ」

真姫(確かに、知り合ったばかりの花陽は異常なほどオドオドしていたわね)


花陽母「でも、真姫ちゃん。あなたに出会えてから、あの子は変われたの」

真姫「?」


花陽母「落とし物がきっかけで知り合ったんですって?きっかけは些細なことだったかもしれないけれど、それによってあなたたち二人に繋がりが生まれて、その繋がりが花陽ちゃんをμ'sへと導いた」

花陽母「凛ちゃんも手伝ってくれたみたいだけれど、花陽ちゃん曰く、それでも最初に背中を押してくれたのは真姫ちゃん、あなたなんだって」

真姫「……」

花陽母「そのおかげで、花陽ちゃんは憧れだったアイドルへの道を歩むことができた」

花陽母「それからのあの子は以前とは見違えるほどに変わったわ。声もはっきり出すようになったし、前まで自分からは殆ど口に出さなかった学校での出来事もよく話してくれるようになった」

花陽母「そしてなにより、表情が明るくなったの。自分に自信が持てているからでしょうね」

花陽母「そのきっかけを作ってくれた真姫ちゃんには、私もすっごく感謝しているわ」


花陽母「あの子を変えてくれてありがとう。これからも、花陽ちゃんを支えてあげてね?」ニコッ


真姫「……」


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