過去ログ - 【艦これ】陽炎「始まるわよっ!」
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2014/11/16(日) 03:29:38.70 ID:eq+po3RA0
空が黄金色に染まる。
北方棲姫は正体を見るため、目を凝らす。
正体は……無数の槍である!
北方棲「ア、アア……」
一本がゆっくりと動き、数秒後、急加速!
それに続き二本、三本と射出!
「オオオオオォォォォォ!!!」
提督「汚物が」
一本目が劣化クトゥルフに槍が刺さり、破裂!
次に三本が刺さり、破裂!
そして同時に九本が刺さり、破裂!
次から次へと、槍が刺さり、破裂!
槍の雨である!
北方棲「イ、イヤ……マ、負ケナイ……絶対、絶対」
「オオォォオオオオォオォオオオオオ!!!」
提督「神に死を誘われる先に、貴様は何を見るか」
黄金の槍が北方棲姫の三メートルまで進行する。
北方棲姫は0コンマ1秒間で過去のすべてを見た。
所謂、ソーマト・リコールである。
北方棲姫は思う、なんて短き運命なのだろう……と。
……杖が槍を消し去る!
北方棲「……え?」
提督「……誰だ、アイツは?」
瞬きをしているうちに十本もの槍が降り注ぐであろう速さで来る槍を、エントリー者は見事に打ち砕く!
北方棲「……テートク!」
そう彼は北方棲姫の、敵の提督、深海提督だ!
深海提督「空に浮翌遊すものたちよ、動きを止め、降り注ぐ奴等を止めることを命ずる」
ビィィンと音を立て、槍が急停止する。
そう、深海提督もまた魔術師ということだ。
提督「貴様ァ……俺の槍を許し無くして止めるのではない!」
深海提督「空色は黒とかす」
深海提督の周りが、黒に染まる。
同時に槍が動く。
提督「……チィ、逃がしたか。だが、まぁいい……俺も帰らないとな」
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