過去ログ - 【ラブライブ】パーフェクトまきちゃんメモ「PMMと32文字の戦い」
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38: ◆.1to.V5EA.[sage]
2014/10/23(木) 15:09:31.51 ID:JJORDL6no
ムーンソルトうみは、涙目になるほど恥ずかしい思いをして月の裏側をみせてくれた。

私も、私の秘密を見せることで報いなければいけない。

パーフェクトまきちゃんはこう見えて義理人情にはうるさいのだ。



まき「話してくれてありがとう。お礼に私の秘密を教えてあげるわ」

うみ「パーフェクトまきの秘密?」

まき「ええ。これよ」



本来、国家機密レベルのこの「パーフェクトまきちゃんメモ」



まき「特別よ。本当に特別よ」

うみ「これは……?」

まき「この私のメモよ。絶対他の人には教えないでね」

うみ「ふふ。はい。あなたには借りがありますから、黙っています」



世界の財産たる、アカシックレコードにも迫る、このPMMをムーンソルトうみはパラパラとめくる。

……と、あるページで手が止まる。



うみ「この項は……」

まき「どうかした?」

うみ「どうしてメトロノームほのかだけ、こんなに空白が?」

まき「目の付け所が違うわね。さすが私がPMMを見せるに値すると見込んだだけのことがあるわ。

なぜかそこだけ、極端に情報量が少ないの。書いたのはずいぶん前で、事情は忘却の彼方よ」

うみ「……火炙り……なんてどうでしょう?」

まき「火炙り?ずいぶん突飛な発想ね」

うみ「不自然な空白は火炙りと相場は決まっています」



火炙り……火炙り……?

そういえば当時私はそんなものにハマっていたような……



まき「あ!」

うみ「なにか思い出しましたか?」

まき「ビンゴよ!ムーンソルトうみ!それはお家の野菜室にあったレモンを搾って書いたのだったわ。

それはそれは新鮮で採れたてフレッシュなレモン汁を使ったのよ」

うみ「すぐに炙りましょう。今すぐ炙りましょう」

まき「そんなに私のメトロノームほのかの考察が気になるの?」

うみ「私は採れたてフレッシュなレモンの火炙りに興味があるだけです」



PMMのメトロノームほのかの項の空白部分に少しずつ、文字が浮かびあがる……


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