過去ログ - ハルヒ「ねぇキョン…何かあたしに隠してない?」
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2014/10/22(水) 00:00:09.13 ID:1W/NLxgG0
キョンの様子がおかしい。
部室でみくるちゃんのメイド服のスカートを捲りあげて、後ろからパンパンと音が出るくらいの勢いで腰を叩きつけていた。
みくるちゃんはみくるちゃんで本棚にもたれかかって苦しそうにしている。
正直見ていられない。
「ちょっと!みくるちゃんが苦しそうにしてるじゃない!」
あたしはキョンに注意した。
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2014/10/22(水) 00:00:51.76 ID:Lmv1r6Nw0
「なんだと!?朝比奈さん、大丈夫ですか?ちょっと激しすぎましたか?」
キョンは腰を振りながらみくるちゃんに聞いている。
「あ!はい!でも、もうちょっとだから大丈夫です」
以下略
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2014/10/22(水) 00:01:36.12 ID:Lmv1r6Nw0
「ちょっと!いつまでみくるちゃんに寄りかかってるのよ!」
「おっと!朝比奈さんすみません。重かったですか?」
「い、いえ………」
以下略
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2014/10/22(水) 00:02:30.98 ID:AwusXSUf0
なにこれ
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2014/10/22(水) 00:02:47.00 ID:Lmv1r6Nw0
そういえば、キョンは昨日もおかしかった。
昨日は有希の席に座ってた。
有希は有希でキョンの上に、まるで椅子にまたがるように座って、一昔の前に流行ったロデオマシンを使ってるかのように腰を動かしてた。
以下略
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2014/10/22(水) 00:03:20.17 ID:Lmv1r6Nw0
あたしがキョンに疑惑抱いていると、部室に最後の一人、古泉くんがやってきた。
「どうも。掃除が長引いてしまって遅れてしまいました。申し訳ありません」
古泉くんはいつもと変わらぬ微笑みをたたえたまま軽く頭を下げた。
以下略
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2014/10/22(水) 00:03:39.97 ID:xufiVjdGO
そば打ち
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2014/10/22(水) 00:04:02.37 ID:Lmv1r6Nw0
「今さっき出したばっかりだぞ?」
キョンは用事がなにか知っているのかぶっきらぼうに答えている。
「あ、いえ、受け止めて欲しいのですが………」
以下略
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2014/10/22(水) 00:04:38.27 ID:Lmv1r6Nw0
「まぁ、それなら構わんが………」
「それは助かります。それでは口でお願いします」
古泉くんはそういうと着席した。
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2014/10/22(水) 00:05:08.65 ID:Lmv1r6Nw0
ミーティングを適当に進めながらあたしはキョンが何をしているのか観察した。
辛うじて解るのは脚を開いた古泉くんの前で跪いていること。
頭を古泉くんの股に沈めて激しく上げ下げしていること。
時たま上目づかいで古泉くんを見上げていること。
以下略
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2014/10/22(水) 00:05:54.51 ID:Lmv1r6Nw0
あたしの視線に気が付いたのか、
「おっと、失礼。つい声が出てしまいました。どうぞ続けてください」
微笑みをたたえた古泉くんはいつものままだ。
それに対してキョンは変だ。ごそごそ机の下を移動しているのが解る。
以下略
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2014/10/22(水) 00:06:23.97 ID:Lmv1r6Nw0
なにをしたのか問い詰めようと席に戻ったキョンに声をかけた。
「ちょっとキョン!」
「なんだ?」
以下略
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2014/10/22(水) 00:06:59.96 ID:5TisFpae0
俺も変な声がでたわwwww
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2014/10/22(水) 00:07:00.79 ID:Lmv1r6Nw0
「やっぱりいいわ」
「なんだ?変な奴だな」
あんたにだけは言われたくないわよ!と心の中で反発した。
以下略
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2014/10/22(水) 00:07:34.96 ID:Lmv1r6Nw0
いつ盗み食いをしたのか知らないけど、口元を汚したままで過ごしてたなんて可愛いじゃない。
自然と笑みがこぼれた。
「なにを笑っているんだ?」
以下略
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2014/10/22(水) 00:08:20.56 ID:Lmv1r6Nw0
「ん?ああ、本当だな」
キョンは手の甲で口元を拭うとごく自然な流れでそれを口に含んだ。
「あんたバッチイわね」
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2014/10/22(水) 00:09:06.13 ID:Lmv1r6Nw0
翌日、あたしとしたことが遅刻してしまった。
夜更かしをしてヨーグルトを使った料理を調べすぎてしまった所為なんだけど。
あたしが教室に着くと、珍しい事に朝倉がキョンの所に着ていた。
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2014/10/22(水) 00:09:49.02 ID:Lmv1r6Nw0
あたしとも向かい合う形になった朝倉と目が合う。
「涼宮さんおはよう」
朝倉はいつもみせている通りの笑顔で軽やかに挨拶をしてきた。
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2014/10/22(水) 00:10:58.81 ID:Lmv1r6Nw0
「あら?見て解んないかしら?」
朝倉はこれ見よがしにキョンの首に腕を回した。
なに?抱き合ってるとでも言いたいのかしら?
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2014/10/22(水) 00:11:36.31 ID:Lmv1r6Nw0
ちょっとやりすぎたかな?あたしは少しだけ反省する。
「何をするんだ!!」
キョンの怒声でそんな気持ちもなくなった。
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2014/10/22(水) 00:12:19.06 ID:Lmv1r6Nw0
「なに?そんなに朝倉がいいの?」
「いや、朝倉がというより、この持て余した気持ちをどうしてくれるんだ!」
キョンにしては珍しく感情的に怒っている。
以下略
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