過去ログ - レッサー「『新たなる光』の名の下に集えよ、戦士」 〜闇、海より還り来たる〜
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38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:16:09.90 ID:xoBLCxJo0
――『明け色の陽射し』 ロンドンにあるアジトの一つ

レッサー「――うーむ。結論から言えば真っ黒でしょうかねぇ、こいつぁ」

バードウェイ「どれ、見せてみろ」

レッサー「なんて言いましょうか、素人ですらどこから突っ込んで良いのか困るレベルですよ」

バードウェイ「……30代の若人がCF、しかも立て続けに10人だと?馬鹿げている」

バードウェイ「疑ってくれと言ってるようなもんじゃないかね、これは」

レッサー「でっすねぇ。しかもジギタリスすら常備してなかったせいで、応急処置も出来ずにそのまま、と」

バードウェイ「よくもこんなチャチな書類で保険金が下りたもんだが……あぁ”だから”か」

レッサー「ですね。逆に杜撰すぎて下りなかったもんで、当――上条さんのお父様へお鉢が回って来たのでしょう」

バードウェイ「他にもホメオスパシー系が『なんて良心的なんだ!』と思えるような内容、感動すらも覚えるな」

レッサー「って事はやはり?」

バードウェイ「ま、二種類の詐欺に関してはクロ。だがそれが連中の仕業とは限るまい?」

レッサー「いやぁそれがですねぇ。担当医の名前、読んで下さいな」

バードウェイ「……あぁ。聞いた名前だな、どこかで」

レッサー「ですなー。あからさま過ぎて罠を疑うレベル」

バードウェイ「むしろ罠ではない、と言うのが不自然なぐらいだが……さて?」

レッサー「……えぇ!」

バードウェイ「……」

レッサー「……」

バードウェイ「なぁ、一ついいか?」

レッサー「あい?」

バードウェイ「私が折角内部資料を解説してやってるのに、あの馬鹿者はどこで何をしてるんだっ……!?」

レッサー「あー……あちらを」

上条「――マジ?この食材使って良いのかっ?」

マーク「勿論ですとも。何せ上条さんのためにご用意させて頂いたものですから」

上条「え、俺?なんで俺のために?」

マーク「ウチのクソガ――もとい、ボスがね。実は『そろそろあの馬鹿者が来てもおかしくないな!』なんて言ってまして」

上条「あ、そうなんだ?占いスゲーな」

マーク「約十日前から」

上条「凄くなかったな!?九日は外してんじゃん!?」

マーク「いえいえ、ほらユーロトンネルで大暴れしてましたよねぇ?アレ見てボスが」

マーク「『……成程成程。ARISAの護衛か……これは流石に一人の手には余るだろう……ククク』」

上条「やだ脳内再生率ハンパじゃない」

マーク「『どうせ私達、”明け色”に泣きついてくるんだろうが、そう安売りはせん!たまには痛い目を見るがいいさ!』って宣いやがったんですが」

マーク「でも実際にご一緒なさったのは、そちらのお嬢さん方でしょう?だもんでボス大恥、ザマーミロ的な?」

上条「あ」

バードウェイ「……」


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