過去ログ - レッサー「『新たなる光』の名の下に集えよ、戦士」 〜闇、海より還り来たる〜
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847:名無しNIPPER[saga]
2015/05/26(火) 12:59:07.21 ID:PUGQyT270
――リビング 夕食中

上条・鳴護「「――頂きます」」

上条(あれからちゃっちゃと夕食の支度をしていたら、アリサは帰って来た。特にイベントも起きずに)

上条(スキルアウトに絡まれました助けてー、みたいなイベントが起きんのかと思えば、そういう事もなく)

上条(つーか現実の学園都市とは違って、電車やバスが夜10時ぐらいまで運行してるんだと。当然人の目も多い訳で)

上条(そもそも風紀委員×二人にビリビリが居て滅多な事が起きる筈が――)

上条「……」

上条「――極々一部で『女上条』とも囁かれてる、悉くフラグを踏み抜く柵中のフライングパンケーキさんがね、うん」

鳴護「パ、パンケーキ?食べたいの?」

上条「うん?……あ、いや独り言、かな?」

鳴護「疑問で返されても……っていうか、当麻君お料理上手かったんだねぇ、ビックリしたよ」

鳴護「これだったら当麻君にお手伝いして貰うのもいいかもねー」

上条「んーアリサの見よう見まね、だな。俺はアリサのご飯の好きだしっ!」

鳴護「ありが、とう?ん?んん?なんか上手く言いくるめられているよう、な?」

上条「真面目な話、アリサはしたい事とかないのか?部活でもいいし、委員会とかどうだろ?」

鳴護「急にどうしたの?朝から様子がおかしいんだけど」

上条「……流石に朝のアレで反省したっつーかさ。アリサに負担ばっかかけちまうような、碌でもない兄貴にはなりたくないんだよ」

上条(と、いう建前を前提にして話を進めてみる。アリサに自由な時間を与えた方が、何をしたいのかってのが見えてくるだろうし)

鳴護「うーん、あたしは別に負担だなんて思わないんだけど……」

上条「まぁまぁ。暫くは試しに色々やってみようぜ、な?」

鳴護「むぅ……あ、そうだ、その、違ってたらゴメンね?ゴメンなんだけど、あたしのお部屋、入った、の、かな……?」

上条「あぁ。畳んだ洗濯物届ける時にちょっと。嫌だった?」

鳴護「ううんっ!イヤじゃない、イヤなんかじゃない、けど、その」

上条(あれ?意外に怒られないが、なんか変な反応だよな)

上条(よくある年頃の娘さんの話で聞く、『わたしの部屋に入るなんて信じられない!?』みたいな拒絶じゃない)

上条(うん、やっぱりそこはだな。俺とアリサの信頼関係っつーか、なんだかんだで付き合いも長いしさ)

上条(ましてや今は兄妹だって設定なんだから、当然だよなっ!)

鳴護「えっと……当麻君っ!」

上条「おぅっ!」

鳴護「……下着、あんまり使わないでね?着られなくなるから?」

上条「より最悪の方向で勘違いされてんじゃねぇかっ!?誰だ『信頼されてる』とか言った奴ぁ出て来やがれっ!?」


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