過去ログ - 「パフパフしていかない?」勇者「パフパフ?本番じゃなきゃいかねーよ!」
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138: ◆aJ5nf5fm/SoP[saga]
2014/10/22(水) 16:12:06.67 ID:Al3OhhB00
ハッ「あの霧の中、私とバーバラしか見えない視界の中で魔王を一突きして終わり
簡単な事だ。だが…魔王は死ななかった、なんと!面白い事に殺さないでくれと
懇願してきたのだ!」

バー「私もみた、そして聞いた。魔王は確かに命乞いをしていた。そしてある条件を
私達に提示した」

ハッ「その条件とは、私達二人が魔王としてこの国を治めてもよいという条件だった」

勇者「そ、そんな馬鹿な!」

ハッ「馬鹿だと?こんな都合のいい話はないだろう?一夜にして広大な国が私達の物だ」

勇者「でも魔物が…」

ハッ「そんなのは問題ない、魔王配下の者を脅せばすぐに魔王の変わりはいたんだ」

バー「私たちは魔王を消し去った。そしてこの国を貰い受けた」

ハッ「私だって平和に事を運ぼうとした!」

ハッ「だがどうだ?戦争は一向に止む気配がない、さらに王国は軍隊を用い
国境線近くで村ごと焼き払い、人質を容赦なく殺し、また次の村へと殺しに行く…」

バー「私達は何度も停戦を呼びかけた。和解すら譲歩した…」

ハッ「だが毎回返って来る答えは同じだ、弓矢と火矢をもった軍勢が
国境線に現れ、再び殺戮を繰り返す」

ハッ「私はもう我慢できない。共存共栄もあり得たはずのこの魔王国と王国。
だが、それを望まないのは魔王国ではなく王国であることを私は確信した!」

バト「聞いてない…そんな話は私は聞いたことが無い!」

ハッ「では何故だ兄者!何故選ばれた!軍隊を退役した戦力外の兄者が
何故選ばれたと思っているんだ?偶然か?いや違う!」

ハッ「勇者殿も同じだ…そして旅芸人殿も、今回の討伐軍に選ばれている
人それぞれが王国の陰謀に何かしら関わっている」

バー「あなた達…それを偶然だと思ってここまで来たのですが?」

ハッ「王は…奴は悪魔の化身だ…私は決意したのだ…あの日から」

バト「なぁ弟よ!魔王は倒した…一緒に家に帰ってもいいだろう?」


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