過去ログ - 「パフパフしていかない?」勇者「パフパフ?本番じゃなきゃいかねーよ!」
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30: ◆aJ5nf5fm/SoP[saga]
2014/10/22(水) 14:37:07.73 ID:Al3OhhB00
旅芸「俺の部隊はこの街… そうこの街に配属された。

そこで隣の師団長だったバトルマスターと出会った。

そしてあの夜、俺達は仲間たちと陽気に討伐軍司令部で酒を交わしていた。

城門の一つからメキメキという音が聞こえ始めた。

考える間もなく城門は音と共に崩れ去った。

そして今でもぞっとするあの光景があった。暗闇に無数の光り輝く目だ!

暗闇に蠢き、殺す殺すと訴えてくるその眼光は人々を威圧し凍りつかせる。

一斉に飛び出した俺達だったが、そこに居たのは人を掴み投げ飛ばし

怪力で家々を破壊して回るあの忌々しいイボイノスだった。」


旅芸「戦闘は3日間続いた。あの時と同じだった。石畳は赤く染まり

城壁には血飛沫が舞い、人々は逃げ惑った。明けても暮れても魔物達は

怯みもせず昼夜を続けて攻勢をかけてきた。4日目の朝…

ついに王国軍はイボイノスを仕留めた。奴の最後の言葉はこうだ…

「いずれまた会おう」だった。俺は脚に重傷を負い意識を失った。」


旅芸「目が覚めた時、部下は一人も生き残っていなかった。

王国軍はこの攻撃で半数の兵力を失った。魔王軍もそれ相当の消耗を強いられたはずだ

この時俺は軍を辞めた。旅芸人となり各地を放浪した。

今でも思う、あの時俺は死んで当然だったんだ。

俺の脚に槍が刺さる瞬間、俺を突き飛ばした部下が居た。

そう、お前と同じくらいの若造で名前はロビンと言った。

奴は気さくで面倒見がよく、次期部隊長に推薦されていた。

そんな奴を、二本の槍が貫いたんだ…」


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