過去ログ - 提督「ただ北上とニャンニャンするだけ」【R18】
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3: ◆6/hB3OsqZI[saga sage]
2014/10/22(水) 20:25:37.19 ID:jQ6aKHH+0

さっきの鳩尾への一撃で完全に目が覚めた提督は、ベッドに侵入していた女の子を呆れたように見下ろした。

北上。球磨型軽巡洋艦三番艦にして現3隻しかいない魚雷攻撃能力に特化した重雷装巡洋艦。この鎮守府の紛れもないエースである。
普段は後ろの髪を三つ編みにして垂らしていた髪は解かれ、ベッドに広がっている。シーツにくるまっていたためか、ぼさぼさになってはいるが、それでも月明かりを弾き輝くそれはとても艶やかだ。

「いやあ、あれだよあれ……休憩?」
「知らんがな」

まさかの疑問形に即座に突っ込みを入れるも、頭の中では嫌な予感がカーンカーンと警銅を鳴らしていた。前にもこんなことがあったなー……と。

「まあいい、今度何でここいる?また大井か?」
「いや今回は大井っちは関係ないよ、それはほんと、今頃私が印刷された抱き枕抱えて爆睡中だと思うよ」
「え、何?そんなんあんの!?」

食いつく男。

「何? 欲しいの?」

引く女。

「い、いやあああ?別にソんなことハないけド?」

否、嘘である。

「ええ〜……提督それはぁ……」
「おい待て何故大井は良くて俺はダメなんだ、本当なら俺の要求でなくその抱き枕があること対して引くだろ普通」
「まあ私も引いたっちゃ引いたけど……でも大井っちだし」

圧倒的説得力。ぐぅの根も出ない。
とりあえずCSLの再発ではないという事に胸をなでおろす提督。

「まあ抱き枕の件は後にして、俺寝るからそこどいてくれ」
「はいどうぞ」

ひょいと体をずらして提督が寝れるスペースを確保する北上。体を横にして左手でシーツを天幕のように開けながら、右手で空いたスペースをポンポンと叩く。同衾する気満々である。



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