過去ログ - 提督「ただ北上とニャンニャンするだけ」【R18】
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6: ◆6/hB3OsqZI[saga sage]
2014/10/22(水) 20:30:09.84 ID:jQ6aKHH+0

何度も何度も、キスを繰り返した。
自分の心を静かにさらけ出す中、何度も口づけが交わされて、北上の囁くような吐露が二人の間に消えていく。
そして、もう何度目かも分からないキスをした時、ぬめり気を帯びた熱い何かが北上の柔らかな唇を割って入ってこようとする。
北上はそれを拒まずに提督の舌を招き入れた。提督の舌は北上の口の中で何かを探すように動き回り、探し物であった北上の下に触れると、丁寧に舌を絡ませて北上を味わう。
お互いの唾液が空気に触れ、混ざり、舌が絡まる度にくちゅりと音を立てる。

「ん、んちゅ、ふはぁ、ん……てい、とく、ちゅる、ぴちゅ、んん、ちゅぱ」

北上もただ一心不乱に提督の舌を味わった。自ら舌を絡ませ、垂れてきた唾液を舐め、舌といっしょに吸い上げる。
零れた唾液が口からこぼれ、頬に一筋の輝く軌跡を残すも、そんなことは気にもせずに提督との淫らなで深いキスを繰り返す。

「んむぅ……れろ、ん、ちゅる、ぷはぁ……あむ、んちゅ、ちゅる」

今度は北上から提督の口の中へと舌を侵入させる。
だが、北上が舌を絡めさせようとする前に、提督が舌を絡ませてきて、ちゅう……と強く北上の口の中から舌を唾液と共に吸い上げていく。
吸い上げた後、また口の中で北上の舌を蹂躙して吸い上げた北上の唾液と自身の唾液を混ぜ合わせ、舌といっしょに北上の口のなかへ押し込んでいった。
零れ落ちる二人の唾液を受け止め、それでも2人の絡み合わさる口の隙間から零れていく。
それに溺れまいと、北上はそれを飲み込んだ。

「んく、んく、ぷはぁ……んっ、あっ」

飲み終えた時、ピクンと北上の身体が震えた。提督の手が北上の胸を触れていたのだ。服の上から撫でるような手つきで、北上の胸を愛撫する。

「ん、ちゅぱ、はむ……んちゅ、だめ、だよ」

提督の背に回していた手を彼の胸に添えて軽く押し上げ、キスを中断するよう促す北上。そっと顔を上げた提督の口と北上の口の間には、二人の唾液でできた柱が月明かりに照らされて輝き、二人を名残惜しそうに繋いでいた。
それでも自重に耐えられず切れて、北上の舌へ落ち、また外れて頬や顎へと落ちていく。
呼吸すらも忘れるほど、お互いの唇を、舌を貪っていた二人は、少し息が上がって頬を紅潮させていた。

「はあ……はあ……服が……皺になっちゃうからさ」
「はあ……はあ……ああ分かった」

そういうと、北上の背に手をまわして抱きしめ、北上を抱き起す。

「んぁっ……ふう……脱がしてくれるの?」
「いいのか?」

ちょっと意地悪そうに、顔を赤くさせながら――

「いいよ、ん、ちゅ……」



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