15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/23(木) 22:38:23.32 ID:X6o4XlnZ0
穏乃「ありがとうございました!」
打撃投手「あいよ」
穏乃「うーん……」
穏乃「やっぱこう、しっくり来ないな……」ブンッ
??「ちょっと」
穏乃「?」
穏乃「あっ、あなたは……!」
穏乃「……小走さん?」
やえ「どうやら覚えてくれていたみたいね」
穏乃「な、なんでこんなところに……?」
やえ「知らないみたいだけど、私も一応このチームなの。怪我で今日から二軍に来たというわけ」
穏乃「そ、そうだったんですか……」
やえ「チームメイトくらい把握しておきなさいと言いたいところだけど……まあ良いわ」
やえ「あなたのバッティングを見させて貰ったんだけど」
穏乃「は、はい……」
やえ「少しスイングの始動が早いわ。スイングスピードは速いしボールも見えているようだから、もう少し引きつけて打ってみて」
穏乃「……!」
穏乃「凄い、そんなピンポイントな指摘今までもらったこと無いですよ!」
やえ「そう」
穏乃「早速試してみます!」
穏乃「すいません!またお願いします!」
打撃投手「あいよ」
ビュッ
穏乃(引きつけて……)
穏乃(……ここか!)
カキーン
穏乃「!」
穏乃(今までに無い感触……!)
穏乃「凄い、すごい……!」カキーン
やえ「どうやらハマったみたいね」
穏乃「凄いです……こんなにすんなりコツを掴めるなんて……」
やえ「見る人が見たらすぐに分かったと思うわ」
やえ「今の一軍にはあなたの力が必要な筈。バッティングが伸びればすぐに出番があると思うわ」
やえ「私も一刻も早く復帰するつもりでいる。今年のチームは調子が良いし、私達の力で優勝させましょう」
穏乃「小走さん……」
穏乃「ありがとうございます!この感覚は忘れません!」
やえ「ええ」ニコッ
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