過去ログ - シン「俺は春香のプロデューサーだ」
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1:</b> ◇bA3jMfAQJs<b>[saga]
2014/10/23(木) 21:07:32.08 ID:0kYND+eg0
いくつか注意事項
・以前同名のスレを立てましたが、それのリメイク版となります。
・当時はご意見歓迎でやっていましたが、荒れに荒れてしまいましたので、
なるべく荒れないようなコメントでしたら、頂ければ幸いです。
・地の文ガッツリで長めです。
・モビルスーツとかの戦闘描写で、間違っているところがあってもスルーして頂ければ幸いです。
以前
春香「ガンプラマイスター?」
シン「俺は春香のプロデューサーだ」
シン「俺が美希をキラキラさせてやる」
等など書いていました。
お楽しみ頂ければ幸いです。
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2: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:09:12.52 ID:0kYND+eg0
視線は全て、光で覆われるようだった。
後ろにはレクイエム。そして前には――接近する戦艦が二つと、モビルスーツが一。
型番は不明だが、その名称は形式的に決まっている。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/23(木) 21:10:01.27 ID:8+GZLB5DO
あれクソつまらなかったからリメイクしたところでつまらないのには変わらないので書かなくていいです
書くならニュー速あたりにしたら叩かれないんじゃない?
4: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:12:35.13 ID:0kYND+eg0
『ちぃっ!』
咄嗟にミーティアを放棄したアスランは、そのままビームサーベルを大きく振りかぶり、俺のデスティニーへと斬りかかる。
その一本をアロンダイトで、もう一本をマニピュレーターに搭載されたパルマフィオキーナで防いだ後、即座に弾いて頭部の機関砲を射出する。
5: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:14:49.24 ID:0kYND+eg0
アロンダイトを右手に、そして左掌のパルマフィオキーナを展開しながら急激に接近したデスティニー。
そのままアロンダイトを振り下したのち、ビームシールドで防がれたことを確認すると、それを放棄。
そして機体スラスターとヴォワチュール・リュミエールの併用ですぐさま後ろへと回り込み、左掌のパルマフィオキーナを叩きつける。
すぐさま反応してビームシールドで防ぐものの、それすらを読んでいた俺が仕掛けるのは、もう片方の掌に搭載されたパルマフィオキーナだ。
6: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:17:14.03 ID:0kYND+eg0
アスランの言葉が胸に突き刺さり、俺をひどく突き動かした。
激しい戦闘が行われているはずの体。だがその感覚は酷くクリアで、時が止まっているようにも感じられた。
7: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:18:57.30 ID:0kYND+eg0
怒号に、身震いさせた隙を突かれた。右脚部のビームブレイドが、デスティニーの左脚部を切り裂き、その衝撃がコックピットを襲う。
シートベルトが体に絡みつくようで、不愉快だった。
『そんな風に力を使ってしまったら――お前は永遠に、力の呪縛から逃れられなくなる!』
8: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:20:47.19 ID:0kYND+eg0
俺の中で何かが、壊れていくような気がした。音を立てて、俺を今まで支えていたものが……全て。
理性を振り絞り、遠くなりそうな意識を整えながら、ようやく叫べた言葉は――酷く、脆い言葉だった。
「今さら何を! もう俺は選んだんだ、この道を! なら行くしかないじゃないか!!」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/23(木) 21:22:49.21 ID:GLz9bJf8o
ドコモ君は毎回頑張ってんなwwwwww
10: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:23:15.36 ID:0kYND+eg0
『っ――まだだ!!』
その瞬間だった。
背部から急激に近づいてくる動体反応をセンサーがキャッチした。ジャスティスのリフターだ。
11: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:27:03.54 ID:0kYND+eg0
天海春香は、プラントにあるシェルターにて、膝を折って自身の診断表を手にして、項垂れていた。
その姿を見据え、彼女の親友である如月千早が、一言彼女に聞く。
「春香、大丈夫?」
12: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:31:34.63 ID:0kYND+eg0
少年が、プラントの街中をただ歩いていた。
少年は少しだけ浮かない顔をして、その私服姿で周りの人々を見据えて、目を伏せた。
――この世はまた、平和になった。
13: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:39:59.80 ID:0kYND+eg0
「……またダメだったね、オーディション」
「うぅ。ごめんね、春香ちゃん、真ちゃん……私が、男の人が苦手なばっかりに……」
「仕方ないよ雪歩。審査員が男の人だったんじゃ」
14: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:41:11.28 ID:0kYND+eg0
『次のニュースです。プラント最高評議会議長に着任した、ラクス・クライン議長の声明により、ザフト軍事費用の一部削減が決定づけられました』
「ねぇ真。この後の予定って、何があったっけ」
15: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:43:44.64 ID:0kYND+eg0
765プロダクションは古びたビルの三階にある、こじんまりとした事務所だった。
エレベーターは壊れて、エアコンも修理中。事務所のドアは開きが悪く、会話は駄々漏れとなる始末の事務所だった。
その事務所に帰ってくる三人。春香、雪歩、真の三人だ。
16: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:45:08.28 ID:0kYND+eg0
765プロの社長室に、シンは小鳥に連れられた。社長である高木が笑いながら、シンの肩を叩く。
「よく来たね! 我が765プロは、君を歓迎するよ!」
「もう! 新しいプロデューサーさんが来るなら前もって言っておいてくださいよ社長!」
17: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:46:48.06 ID:0kYND+eg0
「――という事で、今日から皆のプロデューサーになった、シン・アスカだ。よろしく頼む」
挨拶をすると、三人が同時に『よろしくお願いします!』と声を上げる。その後にシンへ声をかけた最初の少女は、菊池真だった。
18: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:47:42.48 ID:0kYND+eg0
春香と軽く握手を交わして、春香は再びテレビへと視線を動かす。テレビには、三人の少女が踊っている光景が映り、春香はそれを見つめていた。
(……なぁ真。もらった資料だと、春香って元気いっぱいな明るい女の子ってあったんだけど)
(いつもはそうなんだけど……ここ最近ずっとこうで……)
19: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:51:23.76 ID:0kYND+eg0
「――となるとまずはレッスンを優先的にやってくしかないな……トレーナーさんとかは?」
「それが……前の戦争の影響で、安くひいきして貰ってたトレーナーさんが地球へ……」
「マジか。じゃあ今はもしかして」
「独学。資金不足でね」
20: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:52:54.98 ID:0kYND+eg0
その言葉にお辞儀で返し、荷物を更衣室に持っていく前に、シンが口を開いた。
「後は」
「さっきコンビニで美希を見かけたので、そろそろ来るかと」
21: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2014/10/23(木) 21:53:54.62 ID:0kYND+eg0
「ねえ皆、シンの第一印象ってどんな感じ?」
真が問いかけると、千早が答える。
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